2000 SUMMER vol.62
 去る4月4日(火)に、当協会事務局内にて「1999年度JGAアカデミック・ゴルフ・アウォード」の表彰式が行われました。  これは、ゴルフ技術はもとより、学業や人間性などを加味し、総合的に優れた大学生を表彰。昨年度まではアクシネットジャパンインクタイトリスト事業部が、「タイトリスト・アカデミック・ゴルフ・アウォード」として過去8度にわたり実施してきましたが、今年度から当協会がこの趣旨を受け継ぎ主催する運びとなりました。

 また、従来の大学生の部に加え今年度からは高校生の部を新設し、審査の結果以下の4名が選出されました。
高校生の部 最優秀賞 遠藤 武義
(福島高等学校3年)
優 秀 賞 北田 瑠衣
(沖学園高等学校3年)
大学生の部 最優秀賞 冨山  聡
(中央学院大学3年)
優 秀 賞 山中 慎志
(大阪学院大学4年)
 表彰式では、各受賞者の作文発表が行われた後、育成委員会の前川昭一委員長より記念のアウォードが、アクシネットジャパンインク代表取締役社長デニス・アレン氏より副賞として記念品が進呈されました。

 (財)日本ゴルフ協会をはじめとするゴルフ関連団体16団体で構成する日本ゴルフ100年祭実行委員会(委員長・大森 孝JGA専任理事)は、昨年11月から1ヶ月間100年祭ロゴマークを公募。この程、最終審査を行い、応募総数586点の中から岡本一宣氏が作成したデザインをキャンペーン・マークとして決定しました。他の応募作品に比べ勇壮さとユニークさが抜きん出ていたほか、武士道のもとに日々の生活を律する武士の姿をデザイン化することで、ゴルフ規則に則りプレーヤー自身が審判となって競技を続けていくゴルフの本質を見事に表現している点が審査員に評価されました。

 実行委員会では、このロゴマークを来年から展開する日本ゴルフ100年祭記念事業の企画商品を含めた全てのキャンペーン・マークとして活用していく予定です。なお、岡本氏には賞金30万円が授与されました。

 また、ロゴマーク発表の当日には2001年の1年間を通じて行われる100年祭記念事業の企画案の骨子が発表されました。企画案は㈰文化的事業、㈪記念事業、㈫新制度の確立の3項目で構成しており、それぞれの主旨に沿った企画を各団体ごとに現在検討中です。

 具体的には、「ゴルフウィークの制定」や「健全なジュニアゴルファー育成のためのシニア指導員登録制度の具体化」などが検討されています。  来年のゴルフ100年祭に向けて、これから様々な事業が展開されます。皆様ご期待下さい。


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