2002 JULY vol.70
ジュニア育成は日本だけでなく、世界のゴルフ界の重要な課題であり、それぞれの協会が自国にあった育成プログラムを作成・実践している。そのなかには、すでにゴルフ場と練習場、プロゴルファーの各組織が連携し、大きな成功を収めている国もある。世界のジュニア育成について討議する「第1回ジュニアゴルフ世界会議」が2002年4月5日から7日までの3日間、イタリアのローマで開催された。主催はイタリアゴルフ協会。R&Aの後援を得て、世界34カ国、総勢290名の大会議となった。日本からは当協会の大森孝専務理事を含め7名(PGA3名、LPGA3名)が出席した。会議での5カ国のプレゼンテーションを紹介し、これからの日本のジュニア育成活動を考察する。
学校教育の中でゴルフが採用されるための方策を創り出す
各ゴルフ場にジュニア育成の責任を認識させることが重要
ジュニアの側にゴルフを近づける諸策を展開
【ジュニア育成の段階構造】
【諸外国で行われている主なジュニア育成】

 
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