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ゴルフ規則裁定集
第3章 プレーについての規則
◎ プレーヤーの責任
 規則6 プレーヤー
スコアの誤記
6-6d/1
  1ホールのスコアが記入洩れ(合計は合っているが)
質問:   ストロークプレーで、委員会は競技者Aの提出したスコアカードに17番ホールのスコアが抜けていることを発見したが、A(またはマーカー)が記入したラウンドの合計スコアは合っていた。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:   規則6-6dの違反で競技者Aは競技失格となる。
   ◎関連裁定:
   *31-3/1 ネットスコアが良い方のパートナーのグロススコアをスコアカードに記入していなかった場合
6-6d/2
  合計スコアの計算違い
質問:   ストロークプレーで、委員会に提出されたスコアカードのホール毎のスコアは正しかったが、計算違いで合計スコアが1ストローク少なく記入されていた。この場合、競技者は罰を受けるか。
回答:   競技者は罰を受けることはない。競技者は記入されたホール毎のスコアが正確であることについてだけに責任がある……(規則6-6d)。
一方、委員会はスコアの加算について責任がある……(規則33-5)。したがって、競技者の記入した合計スコアに誤りがあれば、委員会は、競技者に罰を課すことなくその誤りを訂正しなければならない。
6-6d/3
  アウトとインのスコアを、間違って逆に記入
質問:   10番ホールからスタートした競技者がインの9ホールのスコアをアウト欄に、そしてアウトのスコアをインの欄に記入したままスコアカードを提出した。いくつかのホールで真実のスコアより少なく記入されているので、その競技者は競技失格とすべきか。
回答:   競技失格とすべきである。
   ◎関連裁定:
   *6-6a/3 ホールのスコアを違う欄に記入していたので、マーカーがスコアカードのホール番号を書き改めて誤りを訂正
6-6d/4
  競技者のスコアを同伴競技者の名前の入ったスコアカードに記録(またはその逆)
質問:   ストロークプレー競技で、競技者AとBは同じ組でプレーし、AはBのマーカー、BはAのマーカーであった。スターターから各プレーヤーにスコアカードが配られた。スコアカードが提出されたとき、Aの名前が印刷されているスコアカードにはBの正しいスコアが記録されており、Bの名前が印刷されているスコアカードにはAの正しいスコアが記録されていた。各スコアカードには競技者の署名がなされており、そこにはマーカーの署名とともに競技者のスコアが記録されていた。
スコアカードが提出された後になって、印刷された競技者の名前と報告されたスコアとの不一致が発見された。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:   各競技者自身が自分のスコアが記録されたスコアカードに署名しており、マーカーもまたそのスコアカードに署名しているとすれば、委員会はスコアカードに印刷されている名前を消してそのスコアカードに記録されているスコアの競技者の名前を記入し、各プレーヤーに罰を課すことなく、そのスコアカードを受理するべきである。この種の手違いについては規則で規定されておらず、委員会はそうした誤りを訂正すべきである。この種の手違いを訂正するための時限はない。規則6-6bは、競技者はマーカーがスコアカードに署名したことと競技者自身もスコアカードに署名したことを確かめたうえで、各ホールに記録されたスコアの正確性にのみ責任があることを示している。
同様の原則は名前が印刷されていないスコアカードが提出された場合にも適用となる。
(1990年、2006年改訂)
6-6d/5
  競技者のスコアは間違っていると、ギャラリーが証言
質問:   18番ホールでの競技者Aのプレーの一部始終を大勢の者が観戦していたが、Aの提出したスコアカードの18番ホールのスコアはギャラリーの幾人かが申し立てる打数より少なかった。この場合、委員会はどのように処置すべきか。
回答:   スコアカードの正確性について疑問が生じた場合、委員会は、競技者とマーカーに実情を聴取すると共に、ギャラリーの証言をも考慮に入れるべきである。
スコアカードに記入された18番ホールのスコアが真実のスコアより少ないことが明白になった場合は、委員会は競技者Aを競技失格とすべきである……規則6-6d。そうでない場合は、Aに罰を適用すべきでない。
   ◎関連裁定:
   *6-6a/4 競技者に有利な判定がでたが、マーカーはサインを拒否し続ける
   *34-3/4 事実関係を委員会も明確に認定できない場合
   *34-3/9 事実問題についての解決;レフェリーと委員会の責任
   
   ◎規則6-6dに関連するその他の裁定:索引「スコアとスコアカード」を参照
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