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第3章 プレーについての規則
◎ 球が動かされたり、方向を変えられたる、止められた場合
規則19 動いている球が方向を変えられたり止められた場合
他の球により球が方向を変えられたり止められた場合
19-5/1
他のプレーヤーが拾い上げて横に置いてあった球に、プレーヤーの球が当たる(パッティンググリーン上)
質問:
プレーヤーBがパッティンググリーン上にある自分の球を拾い上げて近く(パッティンググリーン上)に外して置いていたところ、プレーヤーAがパットした球がBの球に当たって方向を変えられた(または、止められた)。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:
プレーヤーAの球はプレーヤーBの携帯品(定義16「携帯品」の注1参照)により方向を変えられたので、規則19-3または規則19-4が適用となる。
マッチプレーでは、Aに罰はなく、Aはその球をあるがままの状態でプレーするか、またはそのストロークを取り消した上、再プレーすることができる……規則19-3。
ストロークプレーでは、Aに罰はなく、Aはその球をあるがままの状態でプレーしなければならない……規則19-4および規則19-1。
どちらのプレー形式の場合も、プレーヤーBは自分の球を拾い上げた地点に球をリプレースしなければならない……規則20-3a。
なお、Bの球はインプレーではないので、規則19-5aは適用とならない。
(1996年改訂、2008年小改訂)
19-5/1.5
球を拾い上げてリプレースした;その後、球が転がってパッティンググリーン上の球に当たった
質問:
ストロークプレーで、パッティンググリーン上からストロークした後、競技者は球の位置をマークしてパッティンググリーンからその球を拾い上げた。プレーヤーがリプレースして球が一度停止した後、アドレスをする前に、その球が転がってパッティンググリーン上に止まっていた同伴競技者の球に当たった。プレーヤーは規則19-5aの違反となるか。
回答:
違反とはならない。競技者に罰はなく、球が止まった新しい位置からプレーしなければならない。競技者が球を拾い上げてリプレースした後、その後に球が動くことは、規則19-5aでいう「ストロークされて動いている」とはみなされない。
(2010年追加)
19-5/1.7
パッティンググリーン上で、相手(または同伴競技者)の落とした球がプレーヤーの動いている球の上に落ちる
質問:
プレーヤーAがパッティンググリーン上でストロークを行ったところ、相手(または同伴競技者)のBが拾い上げて手に持っていた自分の球を、動いているAの球の上に偶々落とした。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:
マッチプレーでは、プレーヤーAの球はプレーヤーBの携帯品(定義16「携帯品」の注1参照)により方向を変えられたので、規則19-3が適用となる。Aは、その球をあるがままの状態でプレーするか、またはそのストロークを取り消した上、再プレーすることができる。AにもBにも罰はない。
ストロークプレーでは、競技者Aの球は動いている局外者に当たって方向を変えられたので、Aは規則19-1bにより罰なしにそのストロークを取り消し、再プレーしなければならない。なお、Bにも罰はない。
どちらのプレー形式の場合も、Bは自分の球を拾い上げた所にその球をリプレースしなければならない……規則20-3a。
なお、Bの球はストロークされて動いていた訳ではないので、規則19-5bは適用とはならない。
(1996年改訂、2008小改訂)
19-5/2
パットしたところ、他の組のパッティンググリーン上の球に当たる
質問:
ストロークプレーで、競技者C・Dは一緒の組でプレーしており、そのすぐ後ろの組で競技者A・Bがプレーしていた。Cの球はパッティンググリーンに乗っていたがDが自分の球をまだ探していたので、CとDはAとBにパスして先に行くように言った。暫くして、Aがパットしたところその球がCの球に当たった。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:
競技者Aは2打の罰を受け、自分の球をあるがままの状態でプレーしなければならない……規則19-5。
競技者Cは罰なしに自分の球をリプレースしなければならない……規則18-5。
19-5/3
(保留)
19-5/4
パットした球がパッティンググリーン上の球に触れる(当てられた球は動いていない場合)
質問:
ストロークプレーで、競技者Aがパットしたところ、競技者Bの球に触れて止まった。Bの球は動きもしなかったし、Aの球の転がりを妨げもしなかった。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:
競技者Aの球は競技者Bの球によって方向を変えられも止められもしなかったので、Aは規則19-5にもその他の規則にも抵触せず、罰はない。しかしながら、「Bの球が動いた」あるいは「Aの球の転がりが妨げられた」というクレームが出た場合は、Aに不利に判定すべきである。
19-5/5
初めの球が暫定球に当たる
質問:
プレーヤーの初めの球が暫定球に当たってそれを動かした。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:
暫定球はインプレーではないので、規則19-5は適用とはならない。また、暫定球はプレーヤーの携帯品ではないので、規則19-2も適用とならない……裁定18/7参照。このため、公正の理念に従うとともに(規則1-4)、規則19-5aより類推して、プレーヤーは、その球をあるがままの状態でプレーしなければならない。なお、ストロークプレーでストローク前に両方の球がパッティンググリーン上にあったときは、競技者は2打の罰を受けるが、それ以外の場合には罰はない。
(1996年改訂)
◎関連裁定:
*3-3/7 初めの球が第2の球に当たる(またはその逆)
*18-5/2 暫定球が初めの球に当たる
◎規則19-5に関連するその他の裁定:索引「球が止められる(球の方向が変えられる)e.止まっていた球に当たった場合」を参照
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