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第3章 プレーについての規則
◎ 救済とその処置
 規則28 アンプレヤブルの球
アンプレヤブルの球
28/1
  アンプレヤブルとみなすためには、球の確認を要する場合
質問:   ティーショットを深い谷に落としたのでプレーヤーはすぐにその球をアンプレヤブルとみなし、規則28に基づいてストロークと距離の処置をとることにして別の球をティーインググラウンドからプレーしたが、プレーヤーは探してもいない球をアンプレヤブルとみなすことができるか。
回答:   アンプレヤブルとみなすことができる。プレーヤーは、自分の球を見つけなくてもストロークと距離の処置をとることができる(規則28a)。しかしながら、規則28bや規則28cの処置をとる場合は、その球が止まっている箇所を基点とする必要があるので、プレーヤーは規則28bか規則28cに基づいて処置するためには球を見つけ、それが自分の球であることを確認しなければならない。
28/2
  初めの球はアンプレヤブルとみなし、暫定球も放棄して3つ目の球を打った場合
質問:   ティーショットを右側の林の奥に打ち込んだのでプレーヤーは暫定球をプレーしたが、その球も同じ林に飛んだ。プレーヤーは両球を探しに行かなかった。
初めの球をアンプレヤブルとみなしたプレーヤーは「暫定球も放棄する」と言って3つ目の球をティーインググラウンドからプレーした上で、3つ目の球がインプレーであり自分の打数は3打だと主張した。そのプレーヤーは、
(a)プレーヤーは自己の球がアンプレヤブルであるかどうかを決めることのできる唯一の人であると規定している規則28および
(b)プレーヤーは自分の球を見つけなくてもアンプレヤブル球規則に基づいてストロークと距離の処置をとることができる旨述べている裁定28/1をその論拠とした。
委員会はプレーヤーの3つ目の球でのストロークは第5打目であると裁定したが、裁定28/1の表現には若干の疑問が残る。委員会の裁定は正しかったか。
回答:   委員会の裁定は正しい。暫定球を既にプレーしていることでもあり、プレーヤーが初めの球をアンプレヤブルとみなすためにはその球を先ず見つけ出さなければならないので、プレーヤーはティーインググラウンドからの初めの球をアンプレヤブルとみなし、暫定球も放棄して更に別の球をストロークと距離の罰のもとにインプレーにするというようなことは行ってはならない。初めの球が見つからない限り、暫定球が自動的にインプレーの球となる訳である。
裁定28/1では、プレーヤーは暫定球をプレーしていない。この点、本件のケースとは異なる。
28/3
  アンプレヤブル条項に基づいてドロップした球が、元の場所に戻ったり別のアンプレヤブルな場所に行って止まった場合
質問:   プレーヤーが自分の球をアンプレヤブルとみなし規則28cに基づいてその球のあった箇所から2クラブレングス以内の所にドロップしたところ、その球が元の場所に戻ったり別のアンプレヤブルな場所に行って止まった場合には、どのように裁定すべきか。
回答:   球をドロップしたときその球はインプレーとなる……規則20-4。したがってその球が元の場所に戻って止まった場合、プレーヤーはその球をあるがままの状態でプレーしようとするときは別として、1打の罰を追加して再びアンプレヤブル球条項を行使しなければならない。
このことは、ドロップした球が別のアンプレヤブルな場所に行って止まった場合についても同様である。ただし、これは球が規則20-2cに規定するような場所に転がって行かなかった場合を前提としての話であり、球がそのような場所に転がって行った場合には罰なしに再ドロップしなければならない。
   ◎関連裁定:
   *28/6.5 アンプレヤブルとみなしてドロップしたあとで改めてアンプレヤブルとみなし、初回の選択とは異なるストロークと距離の処置をとる
   
28/4
  スルーザグリーンにある球をアンプレヤブルとみなし、ハザード内にドロップ
質問:   スルーザグリーンにある球をアンプレヤブルとみなして規則28bか規則28cにより処置する際、プレーヤーはハザード内に球をドロップすることが認められるか。
回答:   認められる。
   ◎関連裁定:
   *20-7/3 プレーを禁止されている区域内にドロップをすることができるか
   *25-1b/14.5 アンプレヤブルとみなしてプレー禁止の修理地にドロップしたあと、修理地条項に基づいて救済を受ける
   
28/4.5
  スルーザグリーンでアンプレヤブルとみなし、球をウォーターハザード内にドロップ(その球をプレーせずに、ウォーターハザード条項に基づいて処置する場合)
質問:   裁定28/4に関連しての質問であるが、プレーヤーが球を直接ラテラル・ウォーターハザードにドロップしたところ、プレーヤーがプレーできないような所にその球が転がって行った。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:   プレーヤーに残された唯一の道は規則26-1aにより処置することである。プレーヤーは意図的に球を直接ウォーターハザードにドロップしたので、その球が「ウォーターハザードの区域の限界を最後に横切った地点」というものがありえない。したがって、ドロップする場合の基点になる所がないので、規則26-1bも規則26-1cも適用できない。
   ◎関連裁定:
   *26-1/2 ウォーターハザードからの救済を受けて、別のハザード内にドロップ
   
28/5
  アンプレヤブルな状況の場所からの脱出が、1回の救済を受けただけでは不可能な場合
質問:   あるプレーヤーが球をA点からB点に打った。B点は球を脱出させるのが非常に困難な場所にあったので、プレーヤーはその球をアンプレヤブルとみなすことを考えたが、アンプレヤブルにするとすればストロークと距離の罰(規則28a)のもとに処置するしかなさそうであった。すなわち、規則28bにより球のあった箇所の後方にドロップすることはアウトオブバウンズの境界柵があって不可能であったし、規則28cにより球のあった箇所の2クラブレングス以内にドロップしようとすれば、その区域から脱出するために何回もそのようなドロップを繰り返さなければならないような状況であった。結局、プレーヤーは救済を受けずにB点からプレーすることにしたが、球は数フィートしか動かずC点に止まった。ところが、今度こそは明らかにアンプレヤブルであった。この場合、規則28aに基づいて、プレーヤーは、
(a)C点の球をアンプレヤブルとみなし、1打の罰を加えて球をB点にドロップしたあと、
(b)B点にドロップしたその球をアンプレヤブルとみなし、更に1打の罰を追加して球をA点にドロップすることができるか。
回答:   規則28aにより処置する場合、プレーヤーはその球を最後にプレーした箇所(B点)にできるだけ近い所にだけ球をドロップすることができ、A点にまで戻ることは認められない。
質問のケースのような場合、認められる唯一の方法としては、球をプレーすることが可能な箇所に到達するまで、プレーヤーは規則28cを繰り返し適用する(C点から始め、その都度、横へ2クラブレングス以内に球をドロップする)しかない。
28/6
  第2打をプレーした後でアンプレヤブルとみなし、ティーインググラウンドに戻って打ち直す
質問:   裁定28/5に関連する質問であるが、ティーインググラウンドをA点、第2打をプレーした地点をB点、第2打で球が止まった所をC点とした場合、プレーヤーがC点にある球をアンプレヤブルとみなした後ティーインググラウンド(A点)に戻って打ち直しを行い、その球でホールアウトしたときは、罰はどのようになるか。
回答:   質問のケースでは、プレーヤーが規則28aの救済処置をとる場合はB点に球をドロップしてプレーを続けることはできるが、ティーインググラウンド(A点)からプレーし直すことはできない。プレーヤーがA点からプレーし直したときは、誤所からのプレーとなる。
マッチプレーでは、プレーヤーは規則28の違反によりそのホールの負け(規則20-7b併照)。
ストロークプレーでは、規則28の重大な違反となり、したがって規則20-7c後段に規定する処置をとって反則の訂正を行わない限り、プレーヤーは競技失格となる。
規則26-2(ウォーターハザード内でプレーした球)で採り上げているような特殊な状況の場合を除き、ゴルフ規則では最後にストロークした箇所(質問のケースではB点)から更に遡ってその前にストロークを行った箇所に戻ってプレーすることを認めておらず、そのようなことをすれば、本件の場合のように重大な違反となるだろう。
28/6.5
  アンプレヤブルとみなしてドロップしたあとで改めてアンプレヤブルとみなし、初回の選択とは異なるストロークと距離の処置をとる
質問:   A点からプレーしたプレーヤーの球はB点に行った。プレーヤーはアンプレヤブルとみなし、規則28b(または規則28c)の救済処置をとることとして1打の罰を加えてドロップしたところ、その球はC点に行って止まった。プレーヤーは再びアンプレヤブルとみなし、今度は規則28aの救済処置をとってA点からプレーすることを希望したが、このようなことは認められるか。
回答:   認められる。救済を受けてドロップした球に対してB点でもC点でもまだ一度もストロークを行っていないので、プレーヤーは、初めの球が最後にプレーされた所であるA点からプレーすることができる。その場合、プレーヤーは合計2打の罰を加えることとなる。
   ◎関連裁定:
   *28/3 アンプレヤブル条項に基づいてドロップした球が、元の場所に戻ったり別のアンプレヤブルな場所に行って止まった場合
   
28/7
  空振りしたあとで、アンプレヤブルとみなした場合
質問:   プレーヤーのティーショットは木の根元に止まっていた。プレーヤーはストロークを行ったが球は動かず、結局その球をアンプレヤブルとみなした。この場合、プレーヤーは規則28aに基づいてティーインググラウンドに戻りプレーイング4で進むことができるか。
回答:   できない。規則28aはプレーヤーがその球を最後にプレーした所のできるだけ近くで球をプレーすることを認めている。質問のケースでは、初めの球を最後にプレーしたのはティーインググラウンドからではなく、木の根元からである。
28/8
  アンプレヤブルとみなしたものの、前ストロークを行った箇所の方がホールに近くなる場合
質問:   プレーヤーの球が岩に当たってはね返りストロークした箇所よりもホールから遠ざかったので、プレーヤーはその球をアンプレヤブルとみなした。この場合でも、プレーヤーは規則28によりストロークと距離の処置をとることができるか。
回答:   ストロークと距離の処置をとることができる。
28/9
  バンカー内の草で被われた部分にある球を、アンプレヤブルとみなした場合のドロップ箇所
質問:   プレーヤーの球がバンカー内の草で被われた部分にあったので、プレーヤーはその球をアンプレヤブルとみなし、規則28bにより球をドロップすることにした。この場合、プレーヤーはバンカー内に球をドロップしなければならないか。
回答:   その必要はない。バンカー内の草で被われた部分はバンカーの一部ではないので、プレーヤーはバンカーの後方にその球をドロップすることができる。
28/10
  バンカー内にドロップすべきところをバンカーの外にドロップ
質問:   ストロークプレーで、競技者がバンカー内の球をアンプレヤブルとみなし、規則28b(または規則28c)により処置すると称して、球をバンカーの外にドロップした。当該条項によれば球をバンカー内にドロップすべきであるが、この場合どのように裁定すべきか。
回答:   このケースの場合、規則28b(または規則28c)は球をバンカー内にドロップしてプレーすることを求めている。通常、その球をバンカーの外側でプレーした場合は、規則20-7cに基づいて訂正処置がとられない限り、規則28の重大な違反に対し罰は競技失格とすべきである。しかしながら、バンカーの外にドロップしたあとに止まった球の位置が、規則28aにより競技者がストロークと距離の処置をとった場合の球の想定位置と大きく変わらない場合には、競技者は、競技失格というよりも、むしろ規則28に規定されている1打の罰に加え、更に規則28の違反に対する2打の罰を追加、合計3打の罰とするのが妥当であろう。
28/11
  樹上の球がアンプレヤブルの場合のドロップ箇所
質問:   球が地上8フィート位の所で木にひっかかっていたので、プレーヤーはアンプレヤブルとみなした。この場合、プレーヤーはアンプレヤブルの球のあった箇所から2クラブレングス以内にドロップすることが認められている規則28cにより処置することができるか。
回答:   処置することができる。
プレーヤーはその球が木にひっかかっていた箇所の真下の地点から2クラブレングス以内に球をドロップすることができる。したがって、極めて異例のことではあろうが、球をパッティンググリーン上にドロップすることが許されることもありうる。
28/12
  球が崖下にあってアンプレヤブルの場合のドロップ箇所
質問:   裁定28/11によれば、木の上にある球をアンプレヤブルとみなした場合、プレーヤーは規則28cによりその球のあった箇所の真下の地点から2クラブレングス以内に球をドロップすることができる。とすれば、崖下に落とした球をアンプレヤブルとみなして規則28cにより処置することを希望した場合、プレーヤーは、崖の上でプレーできるように、その球があった箇所の真上の地点から2クラブレングス以内の所(崖上)に球をドロップすることができるか。
回答:   できない。
裁定28/11では、プレーヤーの球は地上にないので規則28cにより救済を受ける際に垂直距離を無視することが認められる訳であるが、質問のケースでは、球は崖の下の地面の上にあるので垂直距離を無視する訳にはゆかない。
   ◎28/11と28/12に関連する裁定:
   *24-2b/11 動かせない障害物の高架の部分(例:谷にかかっている橋の上)に球がある場合
   *25-1b/23 アウトオブバウンズにある穴掘り動物の穴から入って、インバウンズで停止した球
   *25-1b/24 インバウンズにある穴掘り動物の穴から入って、アウトオブバウンズで停止した球
   *25-1b/25 バンカー内の穴掘り動物の穴から入った球が、パッティンググリーンの真下で見つかる
   *25-1b/25.5 球が穴掘り動物の穴の中の地下にある場合の規則25-1b例外の適用
   
28/13
  アンプレヤブルとみなして球を拾い上げたあとで、そこが修理地であると分かる
質問:   アンプレヤブルとみなして球を拾い上げたあとで、プレーヤーはその球が修理地内にあったことを発見した。アンプレヤブルとみなして球を拾い上げたことは、プレーヤーが規則28により処理する旨の言質を与えたことになるか。
回答:   言質を与えたことにはならない。プレーヤーが規則28に基づいて球をまだインプレーにしていなかった場合には、規則28はプレーヤーが修理地条項(規則25)により罰なしに救済を受けることを妨げるものではない。
   ◎関連裁定:
   *3-3/7.5 2球をプレーする意思を告げて、第2の球をドロップする前に初めの球をプレーしたが、そのあとで第2の球をプレーしないことにする
   *9-2/13 相手がプレーしたあとで戦略を変更し、救済を受けないことにする
   *18-2/12.5 罰なしに救済が受けられたのに、救済を受けずにアンプレヤブル球条項に基づいて処置
   *18-2/30 アンプレヤブルの規則に基づいて処置することを述べたプレーヤーが、その後、球をあるがままの状態でプレーすることの可能性を探る
28/14
  遺棄されていた球をアンプレヤブルとみなし、救済処置(規則28a)をとったあとで初めの球が見つかる
質問:   プレーヤーはライの悪い所に球(実は、遺棄されていた球)を見つけたものの、その球を自分の球だと勘違いしてアンプレヤブルとみなし、規則28aの処置をとることにした。そこで、プレーヤーはストロークと距離の罰のもとに前のストロークをした箇所に戻ってその球をプレーしたところ、そのあとになって自分のプレーしていた初めの球がプレー可能なところで見つかった。この場合、どのように裁定すべきか。
回答:   プレーヤーの初めの球は紛失球となり、ストロークと距離の罰のもとにプレーした持主のない遺棄されていた球がインプレーとなる(定義33「紛失球」および規則27-1)。
プレーヤーが規則28bまたは規則28cにより処置することにしていた場合には、上記裁定とは異なる裁定となる(裁定28/15参照)。
28/15
  遺棄されていた球をアンプレヤブルとみなし、救済処置(規則28c)をとったあとで初めの球が見つかる
質問:   プレーヤーはライの悪い所に球(実は、遺棄されていた球)を見つけたものの、その球を自分の球だと勘違いしてアンプレヤブルとみなし、規則28cの処置をとることにした。そこで、プレーヤーはその球のあった箇所から2クラブレングス以内のところにその球をドロップしてプレーしたところ、そのあとで自分のプレーしていた初めの球がプレー可能な所で見つかった。
裁定28/14の場合と状況は基本的には同じであるが、同裁定ではプレーヤーは規則28aの処置を選んでおり、ストロークと距離の罰のもとにプレーした持主のない遺棄されていた球がインプレーの球となると裁定されている。本件の場合はどのように裁定すべきか。
回答:   規則28bおよび規則28cの処置はインプレーであるプレーヤーの球のあった箇所との関連付けなしにはとれない。したがって、プレーヤーのインプレーの球を先ず発見して球の確認を行わなければならない……裁定28/1参照。
質問のケースでは、プレーヤーがドロップしてプレーした持主のない遺棄されていた球は、プレーヤーのプレーしていた初めの球でなく、取り替えられた球である。取り替えられた球がドロップされた時点では、初めの球の位置が分かっていなかったので、プレーヤーは規則27-1に基づいて処置しなければならなかった。取り替えられた球は規則27-1に基づく箇所にドロップされなかったので、プレーヤーは誤所からのプレーをしたことになる(裁定15/14参照)。プレーヤーはマッチプレーではそのホールの負けとなる(規則20-7b)。
ストロークプレーでは、規則27-1に基づいて1打の罰を受け、さらに誤所からのプレーに対し規則20-7cに基づく2打の罰を受ける。重大な違反がある場合は、規則20-7cに規定している訂正をしない限り、プレーヤーは競技失格となる。
   ◎28/14と28/15に関連する裁定:
   *15/13 アンプレヤブルとみなして、ドロップした球が遺棄されていた球と分かる(まだプレーしていない場合)
   *20-7c/3 バンカー内で球を失くしたと思い、別の球をバンカー内にドロップしてプレーしたところ、初めの球がバンカーの外で見つかる
   
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