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ゴルフ規則裁定集
第3章 プレーについての規則
◎ 競技の運営管理
 規則33 委員会
新しいホールを切る
33-2b/1
  ストロークプレー競技のラウンド中に、ホールやティーマーカーの位置が変えられる
質問:   ストロークプレー競技のラウンド中に、1あるいは複数のホールでホールの位置が移されたり、ティーマーカーが他の位置に動かされた。この場合、委員会はどのように対処すべきか。
回答:   委員会の承認を得てそのようなことが行われたのであれば、そのラウンドは無効とする旨宣言するべきである。ストロークプレーの場合、委員会は規則33-2bの例外と注に掲げる場合や、裁定25-1b/4、あるいは裁定33-2b/1.5のような状況の場合を除いて、ホールの位置を移し変えたりティーマーカーを他の位置に動かしてはならない。
一方、そのようなことが委員会の承認を取りつけることもなく行われたのであれば、通常、そのラウンドは無効とする旨宣言すべきであるが、コースも著しくは変えられておらずまた不当に有利となったり不利となった競技者もいない場合には、委員会がそのラウンドを有効と認めて成立させても妥当な措置として受け容れられよう。
(1996年改訂、2010年改訂)
33-2b/1.5
  厳しいロケーションのため、ストロークプレーのラウンド中に委員会がホールの位置を移動させたい場合
質問:   ストロークプレー競技の正規のラウンド中に、委員会はあるホールでホールの位置が傾斜の厳しいところにあり、球がホールの近くには停止しないことを発見した。結果として、そのホールをプレーした大多数の選手はホールアウトするのに度を越えたパット数を要していた。このような状況で委員会がとれる選択肢は何か。
回答:   このようなケースで良い解決策はなく、委員会は、すべての要素(例、ホールロケーションがどれくらい厳しいのか、すでに何名の選手がそのホールのプレーを終えたのか、そのホールがラウンドのどの辺りなのか)を考慮してすべてのプレーヤーにとって最もフェアであると考えられる措置をとるべきである。上述の状況で、委員会がとることができる行動の例は次のとおり。
(a)コース上のすべてのプレーヤーにとって条件が同じであることを踏まえ、そのホールロケーションを変更せずにプレーを続けさせる。
(b)同じホールロケーションのまま何かしらの行動(例えば、そのホールロケーションの厳しさを緩和するために各組のプレーの合間でパッティンググリーン上に水を撒く)をとる。
(c)そのラウンドを無効と宣言し、すべてのプレーヤーにそのラウンドを再度スタートさせる。
(d)プレーを中断してホールを切り直し、そのホールをすでにプレーした選手を、ラウンドが終了してからそのホールを再プレーするために戻らせる。そうしたプレーヤーのそのホールのスコアは再プレーした際のスコアとなる。
(e)問題のホールのすべてのプレーヤーのスコアを無視し、そのホールのスコアに代わるスコアのために別のホールをプレーさせる(競技をしているコースかどうかは問わない)。
選択肢(d)と(e)は一部、あるいはすべてのプレーヤーの正規のラウンドを変更することになるため、極端な状況下でおいてのみ採用すべきである。
(2010年追加)
33-2b/2
  パッティンググリーン上のホールの近くに球が止まっていたのに、そのホールの位置を変える場合
質問:   プレーヤーAの球がホールから4フィートのパッティンググリーン上に止まったところ、そのあとでプレーヤーBの球がホールを直撃し、ホールを著しく損傷してホールから30フィートのパッティンググリーン外に止まった。プレーヤーは規則16-1cで許されているので球の衝撃によるホールの損傷を直そうとしたが、ホールを正しい寸法に修復することができずに裁定を求めた。この場合、委員会はどうすべきか。
回答:   委員会は損傷したホールを「ホール」の定義に適合するよう修理を試みるべきであるが、もしそれが不可能であれば、その組のプレーヤーはホールが損傷した状態のままそのホールを終えることができる。その組のプレーヤー全員がそのホールのプレーを終えるまでは規則33-2b例外により認められてはいるがホールの位置を変えることは望ましくない。しかしながら、正常なゴルフゲームができるようにするため、必要であるならば委員会はそのホールの近くの似た場所でホールを切り直すことができる。その際、プレーヤーAとBが次のストロークを行う前にホールの位置を移すことを必要とする場合は、Aの球はパッティンググリーン上にあったので公正の理念(規則1-4)に従って、委員会はAの球が元々あった所と同じような状態のところに移させるべきである。一方、Bの球はパッティンググリーン外にあったので、委員会はBにあるがままの状態で球をプレーさせるべきである。同様の考え方がマッチプレーの場合も適用となる。
(2002年追加)
   ◎裁定33-2b/1から裁定33-2b/2までに関連する裁定:
   *16-1a/6 ホールが損傷している場合、プレーヤーのとるべき処置
   *25-1b/4 カジュアルウォーターでティーインググラウンドが水浸しの場合
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