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競技報告
【諸見里は初のタイトル目指して戦闘モードに】
第2日 競技報告:武藤一彦 写真:Gery Kobayashi
 さあ、タイトル取り。諸見里が勝負モードに入った。インスタートの11番。ラフ、バンカーと渡り歩き、いきなりボギーとつまずいたが慌てなかった。12番(パー5)のセカンドショットをスプーンでバンカーまで運ぶと1メートルにつけるバーディーとし、波に乗った。16番、18番のセカンドは得意の9アイアンのショットでいずれも2メートル以内につけバーディーを取った。アウトはすべてパー。「今日はドライバーが振れなかった。しっかり打とうと振りにいくとボールが左へ。しかたないから無理せずいった」
 先週、風邪をこじらせ一時、39度近い熱が出た。おかげで練習ラウンドは1日だけ。コースのたたずまいを覚えるだけの消極的
な準備しかできなかったという。それでもこの日2アンダーパー、2日間通算5アンダーパー。優勝候補ナンバーワンらしい実力をしっかり身につけてきたということだろう。
 マッチプレー。「わたしは大事なところでいつもポカがあるんだなあ」02年、昨年と決勝に進出しながら上原彩子(02年)、宮里美香(昨年)と同じ沖縄出身のライバルに敗れた。気にしているのだ。自分から弱点をさらけ出すあたりが人の良さなのだが、”決戦”を前にして素直に自分を出すあたりに、自信ものぞく。「勝つゴルフでいく」決然と言い切った。具体的には「ピン上につけない」がマッチプレーでの作戦だといった。「コース全体に傾斜があり、グリーンは奥につけると難しい下りのパットが残る。この下りのパットがくせ者で意外とボールの転がりが遅いんです。マッチプレーはバーディーがほしい展開になる。手前につけ、パットをしっかり打ってバーディーをとりたい」
 次週はアメリカ(ニュージャージー州)で今季初めて行われる世界女子マッチプレー選手権に出場する。ソレンスタム、宮里藍ら64人が出場するマッチプレーの祭典に21日、アマチュアながら諸見里の参戦も決まった。充実した毎日。そしてアマチュアとして最後の勝負が始まる。


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