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競技報告
16歳1か月、竹村真琴が単独トップに立つ
第1日 競技報告:武藤一彦
16歳1か月、竹村真琴が単独トップに立つ
16歳の竹村真琴(花屋敷)が3アンダーパー69でトップ。1打差2位に井上希(三井グリーン)、森桜子(扶桑)と高校生が上位を占めた。女子アマ日本一を決める第48回日本女子アマチュア選手権第1ラウンド、高校1年生の竹村が好スタートを切った。優勝候補のひとり若林舞衣子(開志学園高)が1アンダーパー4位、2年振り2度目のタイトルを狙う宮里美香(オリオン嵐山)、金田久美子(クラーク国際高)も1オーバーパー17位タイと上位、高校生の活躍が目立った。大会は2日間36ホールのストロークプレーで上位32人を選んだあとマッチプレーによる勝ち抜き戦で日本一を決める。


【16歳1か月、竹村真琴が単独トップに立つ】
昨年の日本ジュニア選手権(12ー14歳の部)優勝の竹村がたくましさを増した。インスタートの11番でボギーが先行したものの、17番グリーン手前、20メートルのアプローチがチップインしてバーディーで波に乗り、以後3バーディーを重ねて単独トップに立った。
「落ち着いてプレーができるようになった。昔はただ思い切りプレーするだけだったが、今は考えてやれています」13歳で今大会に出場し今回で4年連続の日本女子アマ。2歳違いの姉・千里もこの日43位タイにつけ、姉妹で決勝ラウンド進出をかける。

16歳1ヶ月、高校1年生の首位は1984年大会の服部道子の15歳9ヶ月には及ばなかったが、ヤングパワー爆発の大会を象徴する快挙。今大会出場139人の平均年齢は大会史上最少の20.81歳となり、前回の23.18歳を大きく更新した。竹村をはじめ10代が90人もいてコースはまるでジュニアの大会、竹村が先頭に立って大会を引っ張る。

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