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競技報告
【初出場初優勝を狙う伊藤。首位と6打差の5位タイに】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
インスタートの伊藤は、10番をバーディーとしたものの、その後は2番までスコアを伸ばせないジリジリした展開に。3番(400ヤード・パー4)ではティーショットを右に曲げてボギーを叩いて、攻めなければいけない状況に追い込まれて、伊藤が本領を発揮した。4番(455ヤード・パー4)でバーディーを奪い返すと、5番こそボギーとしたが、7、8番を連続バーディーとして、4バーディー・2ボギーの69でホールアウト。通算3アンダーパーの5位タイに踏みとどまった。
「ドライバーは、だいぶ安定してきましたが、アイアンの距離感が合わずに苦労しました。スタートホールでバーディーを獲れたので、今日1日は気分も乗っていけるか
と思っていたんですが…。なかなかスコアを伸ばせなくて」と不満の残るラウンドを振り返った。
首位の池田はナショナルチームの先輩。昨年の4カ国チーム選手権やノムラカップでは日本チームメンバーとして世界を相手に戦ってきた。池田の強さは、伊藤本人がよく知っている。その池田との差は6ストロークと1日ごとに逆転は難しい状況になっているが、「4番から残り6ホールで3バーディーを奪えたのは、明日につながると思います」と厳しい視線で話す表情は、初出場初優勝を諦めてはいなかった。

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