先月、千葉カントリークラブ・梅郷コースで開催された関東アマチュアゴルフ選手権競技で厳しいセッティングの中、見事に優勝を果たして日本アマチュアゴルフ選手権競技の出場権を得た薗田峻輔。第１ラウンドは、５バーディー・１ボギーの７０。４アンダーパーで６位タイにつけた。１０番からスタートした薗田は、１１番で５番ウッドでティーショットを打ち、残り８０ヤードから６メートルにつけてバーディーを奪うと、１３番でアプローチミスからこの日唯一のボギーを叩いたものの、直後の１４、１５番で連続バーディー。このまま波に乗るかと思われたが、「朝からの雨で、グリーンが重くなっていてパットのタッチが合わなかった」と嘆くように、後半は２つのパー５をバーディーとしただけに終わった。ホールアウト後、「今日は、蒸し暑かった。暑さとの闘いでしたね」と疲れた表情をみせた。しかし、「それでも、４アンダーパーは良いスタートだと思う。このコースを攻略するポイントは、６つあるパー５でどれだけスコアを伸ばせるか。２つある長いパー３でいかにパーセーブ出来るかにある。明日以降は、バーディーを幾つ取れるのか、攻めのゴルフが求められる」と、強いまなざしで語る。薗田の第１目標は、「ストロークプレーで上位３位に入って」、日本オープンの出場資格を得ること。そして、その先に見据えているのは、自身初の日本アマ優勝に他ならない。
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