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競技報告
【自己ベスト更新の64をマークした川満が通算-15の驚異的なスコアで初優勝】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
沖縄県宮古島出身の川満陽香理(立命館大2年)にとって、選手たちを苦しめた酷暑も味方をしたのだろうか。第2ラウンドを終えて7アンダーパーで2位と3打差をつけて首位に立った川満に、天気も味方した。

この日の気温は31.3度。起伏の多い変化に富んだコースと連日の猛暑に最終ラウンドは、南国育ちの川満の独壇場だった。3番で2.5メートルを決めてバーディーが先行した川満は、一気に流れを掴む。5番パー5ではアプローチを20センチに寄せ、8番パー3もバーディーを奪い、前半を33で終える。この時点で10アンダーパーまでスコアを伸ばした川満を捉えられる選手はいないと周囲は感じていた。しかし、全国大会での優勝
争いの経験がほとんど無い川満にとって、追われる立場の恐ろしさは、想像を絶するものだったのだろう。既に逃げ切り優勝に安全圏にいると思われた川満だったが、後半もバーディーを積み重ねていく。10番パー5では、アプローチを70センチにつけ、12番パー5のアプローチは、その上をいく10センチに寄せてみせる。それ以降、14、16、18番のバーディーは全て1メートル以内と、ショットがことごとくピンに絡んだものだった。その要因を聞かれると、「ショットが普段より切れていたわけではないのです。監督に「ショットは、距離だけを合わせるように。グリーンを4分割したと考えて、ピンと同じ面に乗せることだけに集中しなさい」という言葉を心がけてプレーしたからだという。

2位でスタートした第2ラウンドの前にも監督からアドバイスをもらい、70の好スコアをマークしている。2日続けての監督からの金言は、川満にとって大きな心の支えとなったようだ。最終ラウンド64は、この日のベストスコア。「コースと相性が良かったのか…自分でも思いもよらぬスコアだった」通算15アンダーパーは、昨年大会の原江里菜の12アンダーパーを3打上回り、2年連続で2位と10打差の圧勝劇となった。自身2度目の出場となった今年の日本女子アマでは、ベスト16入りを果たし、「自信になった」と話す川満。本選手権を制し、日本女子オープンの切符も手にした。「プロが出場するタフなセッティングでの試合は経験したことがない。自分のプレーがどこまで通用するのか…楽しみたい」今年の女子オープンの舞台は北海道苫小牧市にある樽前カントリークラブ。

北海道で女子オープンが開催されるのは、2001年大会(室蘭GC)以来。室蘭では、島袋美幸が優勝し、当時アマチュアだった宮里藍がローアマチュアに輝いている。奇しくも2人は沖縄出身。日本女子アマと女子学生で得た自信で、一足飛びにスターダムに上り詰めるのか。北の大地での川満の闘いに期待したい。

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