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競技報告
【プレーオフの末、高橋が初出場初優勝を果たす】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
高橋久雄
第1ラウンドで唯一人アンダーパーをマークして単独首位に立った高橋久雄。初出場で首位に立った緊張感からか、昨日とは一転してショットが不安定なプレーとなった。10番ホールからスタートした高橋は、11番で2メートルのパーパットを外し、スコアを落とす。ボギーが先行して気落ちしたのか、続く12番でもアプローチをミスして連続ボギーを叩いてしまう。16番で8メートルのバーディーパットを「ちょっと右に押し出したミスだった」というが、真ん中から沈めて前半は37で終える。

同組で優勝争いを演じていた安藤喜三郎と中野貞宜がスコアを落とし、内心では「後半は2人と同じペースでプレーしていれば優勝か…」と思っていた高橋が、思わぬ伏兵の存在に気がついたのは最終9番ホール。最後のパーパットを外した瞬間、スコアを伸ばしていた幸村淳次が通算2オーバーパーでホールアウトを知る。高橋にとっては、思いもよらないプレーオフだったが、不思議な感覚に包まれたという。それまで、優勝争いのプレッシャーを全身で感じていたのに、プレーオフが行われる1番ホールのティインググラウンドに立った瞬間、「嘘のように落ち着いている自分がいた。それまでのプレッシャーが抜けた」と感じたというのだ。それまでは、「パーオンすることは出来たが、全部ピンとは反対方向。10メートルぐらいのバーディーパットが残ってしまうと、このグリーンでは寄せることに精一杯だった」という内容が、プレーオフのティショットはフェアウェイ真ん中。2打目も着実に残り100ヤード地点に運ぶと、3打目を80センチにつけて、幸村に引導を渡した。

36歳の時に始めたゴルフだが、これまで全国大会での優勝経験はない。「今年、グランドシニア初出場で初優勝。今年が一番のチャンスだと思っていたので、本当に嬉しい」と顔をほころばせる。3日後に70歳の誕生日を迎える高橋にとって、生涯忘れられない最高のプレゼントを自分で勝ち取った。

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