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競技報告
【首位発進の安本大祐は地元選手】
第1日 競技報告:西澤 忠
洞爺湖サミットの開催と重なった北海道でのナショナル・アマチュア選手権、第93回日本アマは風と霧雨という北国特有の天候に見舞われた。気温21度、南南東の風4メートルの発表だが、肌に感じる風はかなり冷たかった。
舞台は“少年よ大志を抱け”の言葉で知られるクラーク博士ゆかりの地に展開するクラークカントリークラブ(北広島市)。1973年、発知朗&中村寅吉設計で開場したコースながら、10年少し前にグリーン周りを大改造、2グリーンだったものを1グリーンに変更、深いバンカーでガードさせる方式に一変させた。したがって、グリーンサイズと複雑な起伏が大きく、試合の行く方はパッティングがカギを握るとの下馬評だった。
日本アマを北海道で行うのは2001年、86回大会(優勝・宮里優作)以来、7年ぶり。北海道のゲームといえば、洋芝のラフが話題になるのが常だが、ここでも平均60ミリまでに伸びたラフの手強さが話題になった。それはあくまで公式発表で、グラスバンカーやグリーン脇の窪地のラフなど場所によっては100ミリに達する深さ。しかも、前日からの霧雨でしっとりと濡れた洋芝が渦巻き状に寝てしまう。
そんなタフなコースセッティングをものともせず、この日のベストスコア4アンダーパー68の首位で上がった選手がいた。安本大祐(チサンCC銭函)は北海道出身、現在は東北福祉大3年で、ゴルフ部キャプテン。さすが北海道でゴルフを8歳から始めただけあって、洋芝のラフからの打ち方を熟知していたらしい。
「今日はドライバーがフェアウェイへ行かず苦しい展開でしたが、ラフからのアイアンショットにはこれまでの経験が活きました。傾斜の強いグリーンでもバーディーパットが決まってくれてのこの成績。まずは百点満点のプレーでした」と洋芝ラフの克服が好スコアの要因だったとコメント。
175センチ、55キロと身体サイズを口にするそばから、「この数字は見栄が入っています」と正直に告白。なにしろ、スイングで弓なりにしなる体型はスリムという言葉を通り超すほど細いのだから。
昨年に続き今年の北海道アマで優勝、その勢いに乗った安本選手の明日に注目である。

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