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今年の関東ミッドアマで初出場初優勝を果たし、日本ミッドアマに出場している豊島豊が通算2オーバーパー・146で9位タイにつける健闘を見せている。「今日は午後から風も出てくるし、晴れてグリーンが乾く。前半が勝負だと思っていた」という豊島だったが、いきなりのピンチを迎える。スタートの10番。トラブルが続き、3打目でようやくグリーンカラーまでたどり着いた豊島。出鼻をくじかれてはたまらないと、これをチップインパーで切り抜けて、胸をなでおろしたところだったが、スコアを伸ばしたい13番（パー5）で2オンしながら3パットのパーと、波に乗り切れないまま、16、18番でボギーを叩いてしまう。「前半がもったいない。集中力が無かった」と悔やむ。10番でカラーから5メートルを直接放り込むチップインバーディーで一矢を報いるが、その後ボギーとバーディーが交互にきてしまい、最後まで波に乗り切れなかった。それでも、通算2オーバーパーは、首位と6打差。来年の本選手権シードとなる10位以内を確保している。「この2日間、どうしても自分の流れに持ち込めない。自分に流れを引き戻したいアプローチやパットで集中しきれていない。バーディーチャンスについても難しいラインが残ってしまったり…」と、口をつくのは反省の言葉ばかりだが、「ミッドアマは、自分の現在の位置がわかる大会。頑張りたい」と来年の出場資格確保を第一目標に、明日の最終ラウンドに臨む。
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