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競技報告
【宇佐美は後半崩れて80、個人21位タイに終わる】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
この屈辱を胸に飛躍を誓う
第1ラウンドからただ一人アンダーパーを重ね、チームを引っ張ってきた宇佐美祐樹
この日も10番からのスタートとなった宇佐美は、10番、11番を2パットのパーで上々の滑り出し。「前半は、特に悪いイメージがなく、アンダーがでる調子だと思ったが、思ったより風が強く戸惑った」とホールを重ねるごとに強くなる風に、徐々にグリーンを捕らえられなくなった。12番ではセカンドショットがアゲンストの風に戻され20ヤードショート、13番ではフォローの風に乗って、30ヤードオーバー。ともに、寄せてパーで凌ぐも、14番では30ヤードのアプローチを寄せきれずボギー。しかし、続く15番パー5で70ヤードのサードショットを
後半集中力が切れ崩れてしまった
3mに寄せて、バーディを奪い、失いかけた流れを引き戻した。更に17番パー5でも1.5mのバーディパットを沈め1アンダーで迎えた18番。

ややこすり気味に打ってしまったティショットは、アゲンストの風に流され、右にOB。暫定球も風に流され、右サイドバンカー入れてしまう。4打目となったバンカーショットもグリーン手前に出すだけとなり、アプローチもよらず、なんとこのホールでダブルパーの8を叩いてしまった。「何とか気持ちを切り替えようと思ったが、このコンディションでスコアを取り戻すのは厳しいと思ったことで焦ってしまい、最後まで引きずってしまいました。」という宇佐美は、後半に入って粘り強くパーを拾うも、3番で3m、4番で5mのバーディチャンスを決められず。6番から3連続ボギーにするなど、最終日にスコアを大きく崩し、2バーディ、5ボギー、1ダブルパー(+4)の80でホールアウト。個人通算3オーバー、293ストロークの21位タイで大会を終えた。

「18番がすべてだったと思います。あそこで、第1ラウンドから持続していた集中が切れてしまったのかも…また、世界アマで最後の詰めの甘さが出てしまいました。」と悔しさを隠しながらラウンドを振り返った。「前回大会よりはある程度できた感はありますが、世界は前回大会よりもレベルが高くなっていることを痛感しました。まだまだです。でも足りないところは明確にわかったので、この経験を大切に今後に生かしていきたいです。」前向きなコメントを残した。

前回大会で第2ラウンドまで個人4位に入るも、第3ラウンド以降、体力、精神力が持たず、51位タイと大敗を喫する結果になった宇佐美。「あの経験が今の僕になるスタートラインでした」と宇佐美は、この2年間、世界で戦うために、嫌いだった体力強化を図り、スウィングも変えた。スウィングを変えるにあたって、成績も出ず1年間近く大スランプに陥り苦しんだが、「長い目で見れば1年ぐらい棒に振っても良いと決めていた」と明確な目的意識と強い意志でそれらを克服し、2年間で培った「自信」を胸に一回り大きくなって本大会に戻ってきた。結果的には、チーム19位タイ、個人も21位タイと振るわなかったが、近年にないタフなコンディションの中、3日目までチームを支えた宇佐美のプレーは、本人に新た自信を与えたといえよう。「最終日バック9で崩れてしまい、自分の甘さを痛感しました。また一からやり直しです」と更なる飛躍に向かって宇佐美は新たなスタートラインに立った。

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