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Championship Reports
競技報告
【心を込めたプレーで圧勝劇。最後の女子アマで完全優勝】
第5日 競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi
今大会は、心に期しているものがあった。中学2年生から挑戦し続けてきた本大会は、これが6年連続での出場だった。すでに女子プロ2次テストを終え、地区予選ではトップで7月末の最終テストへの権利をつかんでいる。「トップ合格を目指している」という藤本にとっては、大会がアマチュアとしてのラストエントリーであった。

「絶対に勝つ」
目標をそこだけに絞って練習し、トレーニングを積み、プロのトーナメントで経験を重ねてきた。
順調に進めてきたはずの調整が、大会前にペースダウン。スウィング、ショット、パット…どれもがリズムを失っていた。不安を抱えたままの仙台入り。大会前日の練習ラウンドも思うようなプレーが
できずにいた。練習場に飛び込んでのチェックで、ようやく原因解明。「本当に、ぎりぎりで間に合った感じです」

大会本番。蘇ったショット、パットで順調なゴルフを続けられるようになった。ストロークプレーでは3人のメダリストのうちのひとりに。マッチプレーでも勝ち進んだ。そして、迎えた決勝戦。相手は、JGAナショナルチームの仲間であり、岡山作陽高時代の2学年先輩でもある東香里だ。
「だれが相手でも、自分の力を出し切ること。それができれば、今の自分なら勝てる。大会が始まってからは、体力面でも、精神面でも、技術面でも、不安材料は、何もなくなっていました」

前半の18ホールでは、オールスクェアで迎えた7番から3連続でホールを奪って3アップ。その後も、その差はそれ以上縮まることはなく、逆に開いていった。最初の18ホールを終えたところで5アップ。30分のインターバルを挟んでの後半も「どれほどリードしても、絶対に気を抜かず、最後まで自分のプレーに集中する。そのことに徹しました」という、緩みのないゴルフ、ブレのない気持ちで27ホールを終えて7アップ。藤本のドーミーとなった30ホール目(12番パー5)も、きっちりバーディで締めくくってみせた。
「うれしいというより、ホットしています。やっと、勝てました。今の自分の力を全て出し切れました。そのことに満足しています」

喜びに浸る間もなく28日には台湾に出発する。日本女子アマチュアゴルフ選手権競技のタイトルの後は、台湾女子アマチュアゴルフ選手権競技のタイトル獲得を目指す。「出る試合は、全て勝つ気で臨みます。それが、自分のスタイルですから」

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