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競技報告
【連覇に近づいた大田和】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
「正直言うと、意識していました」昨日のラウンド後、連覇に話を向けられての大田和のコメント。連覇への思いは、今年の日本アマで宇佐美祐樹に敗れてベスト8に終わったときから強くなった。それが自分自身へのプレッシャーへと変わり、「ゴルフを楽しむ」気持ちを大田和から奪っていった。それに気づいた昨日の後半のラウンドから、徐々に大田和本来のプレーが出始めて3位タイ。

第2ラウンドも、他の選手のスコアが伸び悩む中、着実にスコアを伸ばし、その実力を示して見せた。しかし、今日の大田和は、順風満帆なプレーだったとは言いがたい。スタートの10番ホール。ティーショットをいきなり右に曲げた大田和は、OBを覚悟した。
「まだ、2日目のスタートホール。残りは54ホールあるんだから…」と気持ちを切り替えようとしていると、幸運にもこの球がOBラインギリギリに残っていた。2打目をフェアウェーに戻すと、3打目を3番ウッドで放ちグリーン手前に運んで、パーをセーブする。この後、12番で140ヤードの2打目を8番アイアンで30センチにつけてバーディを先行させて見せた。「前半は、ショットも良い感じだった」という大田和は、このままスコアを伸ばすかと思われたが、得意のパットが決まらない。バーディが欲しいパー5の18番も2メートルを外してパーに終わり、前半を1アンダーパーで折り返す。

「苦しい流れでしたが、自分はそれを楽しめる」という言葉とおり、前半のもどかしい展開にも平常心を保った大田和は、1番でバーディを奪うと、3番も残り100ヤードをピッチングサンドで1メートルにつけて、この日3つ目のバーディ。「この流れでいこう」そう思った大田和だが、5番で落とし穴が待っていた。グリーン周りのアプローチで、上空に枝が張り出し、低めに打った球がグリーンオーバーで、この日初ボギーを叩くと、直後の6番でも「ピンが手前。9番ウッドでギリギリを狙った」ティーショットがショートしてバンカーに入り連続ボギー。「あの連続ボギーで、今日初めて焦りました」と、心情を吐露する大田和だが、ここからが彼の真骨頂だった。8番でバーディを奪って迎えた最終9番。7メートルのバーディチャンスを見事に決めて、2日連続の69でホールアウト。

第2ラウンドを終えて、2位に1打差ながら単独首位に立ったのだ。「昨年の優勝は、4日間楽しくプレーすることだけを考えた結果。初心を忘れずというわけではありませんが、まだ半分が終わっただけですし、連覇を意識しないようにしています」と、冷静に話す。ライバルの宇佐美は苦戦が続いているが、彼の実力を一番良くわかっているのは大田和だ。「最後には、宇佐美選手も必ず上位に上がってくると思っている。最終ラウンドは彼との勝負になるかもしれない」もし、大田和の予想とおりになれば、日本学生では負けられない。日本アマでのリベンジを果たしたときが、大会史上8人目の2連覇を達成する瞬間となる。

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