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[本選競技]
【「周囲を見返したかった」連覇達成の大田和】
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第4日
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競技報告:JGA 写真:JGA
「連覇は意識していない」ことあるごとにそう話していた
大田和桂介
(日本大学3年)だが、この言葉は連覇を意識している自分に言い聞かせるためのものだった。連覇に王手をかけて臨んだ最終ラウンド。大田和は1番のティーインググラウンドで、形容しがたい緊張感に襲われていた。このティーショットは、明らかに普段の大田和のスウィングリズムとは違っていた。球は、右バンカーのさらに右の林の中に。2打目もフェアウェイに出し切れずにいる大田和は、出だしからピンチに見舞われた。しかし、3打目をピン右ハイ4メートルに乗せると、「自分がリードしているのだから、スタートホールから無理やりバーディーを狙うつもりは無かった」というこ