2009年度(第42回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
日本女子オープン ハイライトムービー配信中
新's あらたにす JGA3大オープン特集
NHKで全国生中継予定
Championship Reports
競技報告
【宮里美香が雨中のパーフェクトラウンドで予選36ホールの大会最少スコアタイ】
第2日 競技報告:塩原義雄    写真:Gary Kobayashi 渡辺義孝
朝からの雨…。宮里美香は、スタート前に心を決めていた。「スコアを伸ばすことより、我慢のゴルフに徹する」と-。雨を含んだラフは、想像以上に重くなる。グリーンを外せば、その時点でピンチに立たされる。そこで、慌てることなく、落ち着いて寄せる。寄せ切れなければ、パッティングでしのぐ。そんな自分のスタイルを強く心に刻み込んでいたのだった。

10番からのスタートで右ラフからの第2打が20センチについた。タップインのバーディー。幸先のよいスタートとなったが、気持ちが浮つくことはなかった。11番からは、パーを重ねていった。どんな状況でもいつもどおりのルーティーンでボールに向かう。15番ホールからショット
がわずかにブレはじめた。キャディからアドバイスされた。

「早くなっている。自分のルーティーンのリズムを守って」

これで、再びリズム、テンポを取り戻して、後半にターンする。1番(パー5)はラフからの第2打を丁寧にフェアウェイに戻し、残り90ヤード強の第3打を3メートルにつけて、この日2つ目のバーディー。その後は、またパーを重ねる。そして、7、9番でもバーディーを加えて上がってみれば68。2日間通算で9アンダーパーまでスコアを伸ばしていた。

途中でスコアボードに目を向けるシーンが何度かあった。

「みんな伸び悩んでいる。自分は、凄いスコアになっているな…なんて、呑気なことを考えていましたね。納得のいくゴルフを続けられたからだと思います」

ボギーなしで4バーディー。ホールアウト後、宮里藍から「この状況であの内容は素晴らしい」と絶賛された完璧なプレーであった。我慢しているうちに、結果的にはスコアが大幅に伸びる。理想的な流れでもあった。

前半36ホールでの9アンダーパーは、1995年大会の福嶋晃子と並ぶ大会最少スコアで、2日目の68は、大会タイスコアだ。

2日目の宮里美香が、心に決めていたことがもうひとつある。「どんな状況であろうが、自信をもってプレーすること」であった。その背景には、こんなことがある。

04年の日本女子アマチュアゴルフ選手権。中学生だった宮里美香が優勝した。14歳。最年少優勝だった。その年にプエルトリコで行われた世界女子アマ。宮里は特例で(代表選手は高校生以上)JGAナショナルチーム育成部員として代表に選ばれ、諸見里しのぶ、原江里菜とのチームで派遣された。この大会には、台湾チームにヤニー・ツェン(全米パブリックアマ選手権でミッシェル・ウィーを破っての優勝で代表に)、米国チームにはポーラ・クリーマーといった選手も出場していた。翌年の世界ジュニアでは、ヤニーを退けて宮里美香が優勝。この頃から、宮里は、世界を舞台にすることを強く意識するようになっていた。

08年、高校生活を終えると、渡米した。フロリダのIMGゴルフアカデミーでレッスンを受け、スウィング固めをしながら、USLPGAツアーのQTに挑戦するためだった。日本での第一次QTも通過していたが、こちらは日本女子プロゴルフ協会に樋口久子会長を訪ねて、日本ではなく、アメリカでプロになる決意を告げ、了承された。再びフロリダ。近くでUSLPGAツアーのトーナメントが開催されると聞いて最終ラウンドに会場に行くと…。そこでは、あのヤニーとロレーナ・オチョアが優勝争いを展開していた。「早く、自分もこの舞台で活躍したい」と、ますます思いを強くする宮里美香だった。

最終QTも無事突破して今年から臨んだUSLPGAツアー。しかし、多様な芝生に惑わされることになった。

「1年間戦ってきて、ちょっと自信を失っている自分がいました。今回、日本に戻って、はっきりとそのことを自覚させられました。だから、日本女子オープンでは、ネガティブにならず、気持ちを強くもって1打に向かう。2日目には、それも自分に言い聞かせていました」

宮里美香には、06年大会の宮里藍を更新する史上最年少優勝も見えてきた。

その他の記事はこちら
戻る
ホームJGAとは競技ナショナルチーム規則・用具ハンディキャップジュニアリンクサイトマップ個人情報保護このサイトについて利用規約