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競技報告
【2回戦でナショナルチームメンバーが消える大波乱】
第3日 競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi
森 美穂
城間 絵梨
マッチプレー2回戦に勝ち上がったナショナルチームのメンバーは5人いた。
メダリストの森美穂(ゴールド福井CC)はじめ、四国女子アマチャンピオンで、クォリファイングラウンド4位通過の堀奈津佳(徳島CC>、城間絵梨(沖学園高)、比嘉真美子(本部高)、川岸史果(大宮国際CC)。

2回戦の第1マッチで先陣をきったのは森だった。対戦相手は中部女子アマで何度も顔を合わせている土岐香織(富士C可児C)。前半の9ホールはオールスクエアでインに向かった。ここから森は何度かパーパットをはずすシーンが見られるようになった。一方の土岐は確実に決める。ジワジワと差がつき、広がっていく。そして15番で3ダウン。ド
比嘉 真美子
堀 奈津佳
ーミーホールとなった16番を分けて決着した。
「ボギーでホールを落とすなんて、自分がへたくそでした。でも、長いトンネルを抜け出せたし、これから先につながる試合でした。もう、吹っ切れました。負けたのは口惜しいですけど、この大会前までの大スランプを考えたら、そこを抜け出せたうれしさ、安心感の方が大きいです」
意外にさばさばした敗戦の弁だった。

しかし、森の敗戦が引き金になったかのように、後続のマッチでナショナルチームのメンバーが次々と姿を消す。

2回戦第2マッチでは城間が森井菖(大阪学院大学高)に8番まで2アップとリードするもそこからショットが乱れ出し、アプローチショットも寄せ切れないという苦しいゴルフになった。そして15番で3ダウン。ドーミーホールとなった16番パー3ではバーディを奪って意地を見せたが、反撃はここまで。17番を分けて2&1で敗退した。

第3マッチでは四国女子アマ優勝で3年ぶりに日本女子アマに帰ってきた堀が青木瀬令奈(白水GC)に4&3で敗れた。「マッチプレーではスタートを大事にすることが大きなポイントなのに、ショートパットを立て続けにはずして、相手に流れを向けてしまいました。いきなり2ダウンとなったのが重くて、はねのけられないまま空回りのゴルフでした」と、悔し涙を流した。

さらに続く第4マッチでは比嘉が、奇しくも昨年の1回戦と同じ顔合わせになった酒井美紀(いわきGC)に敗れた。
13番までは比嘉の1ダウンと接戦だったが、ここから酒井に2ホール連続でとられて一気に3ダウン。ドーミーホールとなった16番で勝負が決まった。

そして、最後の砦となった第5マッチでは川岸が15番ホールまで3upとしながらも、そこからまさかの大逆転負け。ついに5人が立て続けに姿を消してしまった。

本大会がマッチプレー方式となった2000年より過去10大会で、宮里藍を始め6人のチャンピオンを輩出してきたナショナルチーム。
例年、最低でもベスト8まで勝ち残る選手がいたのだが、2回戦で全員姿を消したのは今大会が初めて。
春に開催されたクィーンシリキットカップアジア太平洋女子アマチュアゴルフチーム選手権では歴代ワーストの7位、先のネイバーズトロフィーチーム選手権でもホスト国優勝を逃し、今季苦戦が続いているチームだけに、秋に控える世界アマ、アジア大会に向けて、今大会の結果がチーム奮起の大きなきっかけになると期待したい。

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