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競技報告
【ともに最後の挑戦となる東と槙谷が上位につける】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
東香里
大学4年生となった今年、最後の本選手権出場となる東香里(同志社大学4年)が1オーバーパー・72、槙谷香(名古屋商科大学)が4オーバーパー・75と上位につけた。

地元関西の大学に通う東は、「リーグ戦で何度もプレーしている。けれど、苦手」という言葉とおり、6番でダブルボギーが先行する厳しいスタートとなった。前半は8番でも3パットのミスでダブルボギーを叩くなど40。しかし、地元開催ということもあり、「自分はもちろんですが、周りのみんなも凄く応援してくれて」という期待を裏切るわけにはいかない東は、11番で1.5メートル、12番では「得意の8番アイアン」という2打目を30センチにつけて連続バーディ
槙谷香
。16番でもスコアを伸ばした東は、後半で3つスコアを取り戻して、上位に踏みとどまった。「このコースは、ドローヒッターは打ちづらいホールが多いんです。だから、この試合に合わせてフェードボールを練習してきた」と、万全の調整で最後のチャンスにかける。

一方の槙谷は、昨年大会で第2ラウンドに首位タイに躍り出ながら、最終ラウンドにスコアを落とした経験を、「いいところまでいきながら…本当に悔しかった」と語る。今日のラウンドは、前半13番でダブルボギーが先行するも、18番と1番で連続バーディを奪うなど粘りのプレーを見せた。しかし、「5番ホールまで良い流れをつかんでいたのに。6番のボギーで、止まってしまった」と終盤のミスに悔しがった。

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