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Championship Reports
競技報告
【フランスがデンマークを振り切り大会初優勝、日本は17位タイで終わる】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
大会初優勝を飾ったフランス
2位のデンマークチーム
第27回アイゼンハワートロフィー世界アマチュアチーム選手権最終ラウンド。昨日に引き続き強風が吹き荒れる中でのプレーにスコアを大きく崩すチームが多く、優勝争いは、首位スタートのフランスとデンマークとの一騎打ちとなった。

前半6番ホールでフランスがデンマークに並ばれると、両チームともにホールごとに順位が入れ替わる接戦となり、勝負の行方は後半までもつれた。両チームともに6アンダーで迎えた15番ホールで、フランスが1ストローク、デンマークが3ストローク落し、その差は2ストローク差になり、大詰めとなった17番。

フランスのエースAlexander Levyが10メートルのバーディパットを沈め
3位のアメリカチーム
日本チーム
ると続く最終ホールでもフランスのJohann Lopez-Lazaroがチップインバーディを奪い粘るデンマークを振り切り、通算チームトータル7アンダーパーで大会初優勝を飾った。4打差の2位にデンマーク、3位は2アンダーでアメリカが入った。前回大会優勝のスコットランドは5位、ホスト国のアルゼンチンは最後まで本来の力を発揮できず25位に終わった。

個人1位は、2004年18T、06、08年19Tといわば世界ではBクラスだったデンマークを優勝争いまで引き上げたJoachim Hansenが通算6アンダーでデンマーク人初の快挙を果たし、来年6月13日~19日、アメリカ メリーランド州 Congressional C.C.で開催される全米オープンへの出場資格を獲得した。なお、上位8人は、来年の全米アマチュア選手権の出場権が与えられる。

10位入賞を目指してスタートした日本チームだったが、各選手ともに経験したことのない強風と、最終日のプレッシャーから前半からボギーを先行させスコアを崩してしまい9ホール消化した時点で7つスコアを落とし10位入賞はほぼ絶望となった。後半に入り、今大会がナショナルチームとしての最終戦となる大田和が-1で回り意地を見せるも、川村、小平が最後まで風を攻略できず。結局、大田和が4バーディ、4ボギー、2ダブルボギーの76。川村昌弘が2バーディ、7ボギーの77。昨日までチームを牽引した小平は、2バーディ4ボギー、2ダブルボギー、1トリプルボギーの82とまさかの大乱調。日本チームはこの日9つスコアを落として、通算16オーバーパーの17位タイで大会を終えた。

雨、未体験の強風、サスペンデッドでの54ホール短縮と、タフなコンディションでの戦いを強いられた今大会。日本チームは、日に日に変わるコースコンディションへ対応力、状況判断力ともに世界とのレベルの差を痛感させられる結果となった。しかしながら、最終日まで体力面では、プレーに支障がでることなく万全の状態で戦うことができたことは、ナショナルチームとして体力強化を図ってきた成果と言えよう。今後、本大会にて上位進出するためには、選手個々の経験値とさまざまな状況での対応力のレベルアップが大きなポイントとなるだろう。

2014年日本開催まであと4年、男子ナショナルチームにとって、多くの課題が浮き彫りになった大会であった。

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