2011年度(第44回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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Championship Reports
競技報告
【2打差2位タイの笠りつ子は「耐えた人が勝つ」】
第3日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Y.Watanabe/JGA
この日、71をマークした笠りつ子は「今日は、ドライバーを使ったホールは、8番と18番の2ホールだけです。昨日は、ぜんぶ3番ウッド……これは初めての経験です」と語った。第1ラウンド、ドライバーの調子が悪くて、ならばドライバーを封印しようという攻略法を考えた。

「ドライバーで打って、ラフに入って、ウェッジで出すだけならば、3番ウッドでできるだけフェアウェイに落として、グリーンを狙える条件を増やしたかった」と言う。笠は、もともと飛ばし屋だから、他の選手のドライバーとさほど飛距離は変わらない。それまでの彼女のプレーは「3番ウッドを使っても18ホールで1回とかで、あとは全部ドライバーで攻めていたん
ですけど、今回は、怪我すると思って……」

この日、前半9ホールでフェアウェイに残ったホールは、実は2回ほどしかなかった。3、4、5番ホールのボギーは、それが影響していた。それでも彼女のゲームプランは、3番ウッドでのティショットだった。それが功を奏したのか、ことごとくフェアウエイキープだった。

だからといって第2打が、ことごとくグリーンを捉えることはなかった。「後半10パットなんです。つまりグリーンに乗らなかった回数が多かったわけですよ」と説明する。ただ彼女のいうように「少ない怪我」は、グリーン周りにも影響した。ラフからのショットよりも、グリーンからのこぼれ方が違う。従ってパーを拾える確率が高まるという効果だった。

前半38のあと後半では2バーディで33。前半と後半では5ストロークの違いがある。

3日間、終わってみれば彼女は通算8オーバーパーで2位タイ。「(スタート前、優勝予想スコアは)5オーバーパーかなと思っていたんです。それで自分はちょっとでもその位置の近くにいれたら、何かあるんじゃないかと。え? 大会前ですか? 通算イーブンパーぐらいだろうと思っていました。やっぱり、このコースセッティングでは、ポーンといいスコアを出せるということがないと思うので、明日は、パーを拾って、ボギーの数を減らしていくのみ! 焦らず、欲張らず、最後まで諦めずに……ですね。(残り18ホール)何があるか解らないので……(笑)」

彼女の明るさが言わせたのか、好調だから感じるのか、最後のポツリと彼女は言った。「(こういう我慢比べのコースは)好きじゃないですけど、楽しいですね。上が伸びることがあまりないので、耐えた人が勝つかな」と屈託の無い笑顔を見せた。

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