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競技報告
【伏兵、篠原が躍進。初のマッチプレー進出でベスト8入りを果たす】
第3日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
2年連続で日本女子アマチュアゴルフ選手権出場を果たした篠原真里亜(湯布院)が、初のマッチプレー進出でベスト8入りを果たした。初のマッチプレーに「自分の中では耐えるだけで精一杯」という1回戦は、竹山佳林(JOYXGC上月)を「必死に精一杯にプレーしていたら、こういう結果になっていた」と4and3で破り、2回戦は地元中部で期待のかかる松田唯里(芦原)とのマッチアップ。

昨年大会ベスト8の松田との対戦に苦戦を強いられるかと思われたが、松田のミスもあって篠原は前半を3upで終える。14番までリードを守ってきた篠原だったが、15番で80センチのパーパットを外して流れが変わる。16番(パー3)ではテ
ィーショットを松田よりホールに近い地点につけたものの、先に打った松田がバーディパットをねじ込んだのに対して、篠原がバーティパットを外して2upに。16番も松田が連続バーディを奪う粘りを見せて2人の差は1upまで詰まった。17番では篠原がパーオンしながら3パットのボギーでハーフとなり、勝負は最終18番まで縺れ込んでしまった。しかしここで、確実にパーセーブをした篠原が強敵の松田を1upで下し、初のベスト8入りを決めた。

「初めてのマッチプレーで、自分はいいプレーをするだけと思っていて」と、自分の快進撃に驚いている様子の篠原。これで日本女子オープンの出場資格も獲得したわけだが、「沖学園の先輩方も女子オープンに出場されていて、予選突破しているのを見ているので、自分もそれに続きたい」と夢は広がる。

その前に、明日の準決勝では松原由美(朽木)が待ち構えているが、「松原選手は、パットが上手くて凄い選手です。自分はパットが不調なので、それを調整して明日も頑張りたい」と、まずは日本女子アマでの夢の続きを追いかける。

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