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[本選競技]
【比嘉真美子が連覇に向けて「あと、ひとつ」】
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi
先に2年連続の決勝進出を決めたのは比嘉真美子(カヌチャ)だった。準々決勝で鬼頭桜(美濃加茂高校)をくだした後、準決勝の相手が決まるまでにかなり時間があった。保坂真由(東松山)と田口晴菜(熊本空港)戦の勝者が準決勝での対戦相手になることになっているのだが、こちらのマッチが18番ホールにまでもつれこんでいた。
待ち時間、比嘉に焦りも、苛立ちも、間延びして気が緩むこともなかった。早めの昼食を済ませ、応援に駆け付けてくれた人たちと無心におしゃべりして時間を過ごしていた。「この大会は、連覇することしか考えていないので、長丁場の戦いになることは覚悟していましたから、待つのも、その流れのひとつです。だ