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競技報告
【伊藤誠道は4年連続4度目のマッチプレー進出】
第2日 競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi
高校2年生にして、すでに日本アマは4年連続の出場だ。
「“ベテラン”って言われちゃうんですよ」と、ニヤリと笑った。その笑顔は、紛れもない高校生だった。
1日目に2オーバーパーの74。「どうにも(プレーに)おさまりがつかなかった」と言う。その収まりがつかないゴルフを、一晩で、おさまりのつくゴルフに変えられるのがベテラン?伊藤誠道と言わせるところだろうか。
「石にかじりついてもマッチプレーに進みたかったんです。昨日は、雨でグリーンが柔らかく、重いというのが、なかなかイメージとしてつかめなかったけれど、どのコースでも、どんな状況でも、対応できるゴルフができることが自分のゴルフに対するプライドな
んだと内藤(雄士コーチ)さんから言われて、今日は踏ん張りました」
10番(パー5)からのスタートで1メートルを沈めてバーディ。12番(パー3)、15番(パー4)とバーディ。16番(パー3)でボギー。すかざす18番(パー5)もバーディで33で折り返す。そして1、2番でバーディを決めて、3番(パー3)でボギー。4番(パー4)でバーディを奪い、34の67でホールアウトした。一気に、3アンダーパーグループに入り、7位タイでマッチプレー進出を決めた。
「16番(パー3)で、4番アイアンでハーフシャンクしてOB。どうも今週は、4番アイアンがいまいちなんですよ」。
2009年初出場で、決勝まで進んでランナーアップ。そのときは、13歳11ヶ月。伊藤が勝てば、日本アマチュア選手権で、史上最年少勝者となることで注目を集めた。(2000年に現行制度が導入以後の大会最年少で決勝に進ん記録は04年に伊藤涼太(当時三重・白鳥中2年)がつくった14歳0カ月。)
「まだまだ僕は努力が足りない。宇佐美先輩が人の2倍、3倍とやっているなら、僕は、その倍やって、来年の決勝マッチに戻ってきます。勝ちます」と言った伊藤だが、翌2010年はベスト32止まり。そして昨年2011年は、ベスト8だった。
「どうしても、その壁を破りたいですね。最悪でもベスト8に残って日本オープンに出たいです」という伊藤の顔は、高校生の顔から、ベテラン?ゴルファーの顔に戻った。


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