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競技報告
【永峰咲希が1打差の2位に浮上】
第2日 競技報告:塩原義雄 写真:JGA
実力者でJGAナショナルチームのメンバーでもある永峰咲希(宮崎日大高校2年)。日本ジュニアゴルフ選手権競技は不思議なことに今回が初出場。層の厚い九州ジュニアから抜け出せないでいた。今回、ようやく壁を突破して出場権をつかんだ。
初出場を前に、つかんだことはさらに増えた。メンタル面とテクニカル面である。メンタル面は、前週の全国高等学校ゴルフ選手権で第1ラウンドに76を叩き、雨の中でプレーした翌日は70と追い上げたものの、結局雨で全選手がホールアウトできない状態になって第1ラウンドの成績が最終結果になったのがきっかけだった。
「好スコアが続かない。1日目が悪くて、2日目に追い上げたり、逆に好スコ
アでスタートしたのに翌日は大崩れしたり…。瞬発力はあるのに、持続力がない。そんなことを指摘されたこともあります。私って、なんでこんなことを繰り返してしまうのだろうって、本当に真剣に考えました。気づいたんです。自分が入れ込み過ぎになるということに。全高(全国高等学校ゴルフ選手権)にも、優勝する気で臨んでいきなり150ヤードからピンを狙ってしまったり、難しく距離のあるパットを無理やり決めにいったり…。自分を過大評価しすぎるというか、期待しすぎるというか。自分を追い込みすぎていたんです。だから、日本ジュニアには“攻め過ぎず、守り過ぎず”という気持ちでプレーすることを決めてきました」。
そしてテクニカル面だ。こちらは、スウィングに違和感があり、ショットが不安定になっていたのだが、日本ジュニアの練習ラウンド前に、コース近くの練習場に立ち寄ったときにポイントをつかんだという。「ダウンスウィングで左サイドが伸び上がるというか、開きが早くなるというか、ずっと気持ち悪かったのですが、立ち寄った練習場でフォロースルーで右肩に顎がついてから起き上がるようにしたら、気持ちよく振り切れるようになりました。コースでの練習ラウンドでも、いいリズム、動きでショットがまとまっていたので、間に合った、と思いました」。
第1ラウンドが68。今日は、いきなりダブルボギーのスタートとなった。このまま崩れていくのが、これまでの永峰パターンだったが、今日は違った。「ティーショットを左林に打ち込んで4オン2パットのダブルボギーだったのですが、これでかえって冷静になれました。これまでなら、“ようし、絶対に取り返してやる”って気合いが入りすぎて空回り状態になるか、猪突猛進のゴルフをやってしまったのですが、攻め過ぎず、守り過ぎずの気持ちは揺るぎませんでした」。
落ち着いたプレー、安定したショットは、5、6番の連続バーディにつながり、18番パー5では第2打(5番ウッド)をグリーン右エッジまで運んだあと、ここからパターでカップに沈めてイーグルの締めくくり。2アンダーパーの70にまとめて通算6アンダーパー。最終ラウンドはナショナルチームの仲間でもある鬼頭桜と最終組対決となる。
「今回は、相手を意識するのではなく、自分のペースで自分のゴルフに徹するつもりですし、それができるとも思います。攻め過ぎず、守り過ぎず…これです」。

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