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競技報告
【エースの鬼頭はチームに貢献も「終わり方が悪かった」】
第1日 競技報告:JGA 写真:南しずか/JGA
日本チームで最初にティーオフしたのは、エースとしての活躍が期待される鬼頭桜(美濃加茂高校3年)。「14ホール中で13回、フェアウェイに打てた」という好調なドライバーショットは、持ち前の飛距離とともに大きな武器となったが、ウィークポイントでもあるショートアイアンとパッティングの精度が悪く、フラストレーションが溜まる1日となった。

2番ホールでアプローチを寄せきれずにボギーを叩くと3番もグリーン右手前バンカーからのショットがよらずに連続ボギー。不安なスタートを切った鬼頭だったが、エースの自覚が悪い流れをせき止める。4番で初バーディを奪うと、5番では2.5メートルをねじ込んでスコアをイーブンパ
ーに戻すと、8番も1メートルのバーディパットを難なく沈めて前半を1アンダーパーで終える。このまま後半もスコアを伸ばしたい鬼頭だが、ハーフターン直後の10番(パー3)のティーショットが砲台グリーンの左崖にあたり、林の中に飛び込むトラブルン見舞われてボギー。11番では残り88ヤードのセカンドショットをグリーン右手前のバンカーに打ち込むと、このバンカーショットを4メートルに寄せながら3パットのダブルボギー。それでもチームのために必死に集中を切らさないようにプレーを続けた鬼頭に幸運が訪れる。

13番で9番アイアンの2打目を右にミスして、10メートルにパーオン。しかし、このロングパットが見事に決まり、16番でのバーディにつながる。鬼頭は17番を終えて、イーブンパーまでスコアを戻す。しかし、最終ホールで痛恨のミスが待っていた。パー3のティーショットは左にミスしてグリーンを外したものの、アプローチを70センチに寄せて、パーは確実かと思われたが、これを外して、ボギーフィニッシュ。

「ティーショットが良くて、林に打ち込むこともなかったのに、セカンドショットが悪すぎて、パッティングも決めきれなかった。バーディを取りたかったパー5も簡単なミスで取りこぼしたのが本当に悔やまれる」と、唇を噛む鬼頭。特にボギーフィニッシュとしてしまった70センチのパットミスには、「終わり方も悪かった。入って当たり前だと思ったパット。短い距離だから絶対に入れていかなくてはいけないと考えて…」と、国際競技での1打の重みや小さなミスが与えるチーム戦への影響を身につまされてきただけに、悔やんでも悔やみきれなかった。

それでも、下を向いてはいられない。「自分では、ショットのタイミングも日に日に良くなっているし、自信もある。今日の練習でパッティングもショットも調整に手ごたえを得た」と、自分に言い聞かせるように語ると、「たとえショットとパットがかみ合わなくても、強い気持ちでプレーして、絶対いアンダーパーで回りたい」と、エースの自覚を見せてくれた。

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