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Championship Reports
競技報告
【野澤との接戦を制し、決勝進出の松原由美は最年少優勝の記録更新なるか】
第5日 競技報告:塩原義雄 写真:Yoshitaka Watanabe /JGA
松原由美
13番でティショットをOBとした野澤
準々決勝でナショナルチームの先輩、永峯咲希(宮崎大淀)をくだして臨んだ準決勝。松原由美(朽木)の対戦相手は、日本女子アマ初出場の野澤真央(ライオンズ)だった。先手をとったのは松原で、2番(パー5)をショートゲームの冴えでバーディにしての1upだった。両選手とも飛距離能力の高い飛ばし屋だ。4番(パー4)では松原がドライバーを手にしたのに対して、野澤は3番ウッドのティーショットでベストポジションに運び、第2打をピンそば1メートルにつけてマッチは振り出しに戻った。野澤は、これで落ち着きも取り戻し、5番、8番とホールをとって、このマッチ前半は野澤の2upで後半へと折り返した。

11番で野澤が3パ
18番まで縺れた準決勝
ットして1upに。そして13番(パー4)で大きな転機が訪れた。左ドッグレッグのティーショットで野澤の1打は左OBゾーンに消えた。

野澤は、ゲームの流れを自分から変えてしまったことで、焦りはじめていた。「冷静に考えれば、OBを打ってホールを失ったからといって、リードされたわけではないのに、もう逆転されたような気持ちになってしまって…」
野澤の精神状態の微妙な変化が、その後の流れを松原へと変えさせていった。

続く14番は野澤の3パットで、このマッチ、2番ホール以来の松原のリードとなり、そのまま18番(パー5)へ。そして、ここでも予想外の展開が待ち受けていた。フェアウェイ右サイドから先に打った野澤の第2打はグリーン手前の池まで160ヤードの距離を計算し8番アイアンでのレイアップ作戦だったのだが、このショットが追い風に乗って池に転がり落ちてしまうのだ。万事休す、である。
7番ウッドで2オンを狙うつもりでいた松原は、野澤のショットを見て6番アイアンに持ち替えてグリーン手前に。ここからのアプローチショットを無難に寄せると、ファーストパットもカップ手前の縁に止めて手堅くパーにまとめる。このファーストパットを見て野澤はコンシード。松原が1upで決勝へと駒を進めた。

決勝の対戦相手は森田遙(坂出)。実は、この二人、昨年大会の準決勝で対峙し、このときは松原が5and4の大差で敗れている。
「あのときの口惜しさは、今でも忘れていません。リベンジのつもりで戦いたいです」。
松原が勝てば、2004年大会優勝の宮里美香の記録を塗り替える最年少Vになるクオリファイングラウンドの最少ストロークを塗り替えてメダリストになった松原が、もう一つの記録も更新するか―。

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