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競技報告
【16番の起死回生のイーグルで3位タイに浮上した山本豪】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
1日ごとに好不調の波が変わるのが、ゴルフの恐ろしさと楽しさであろう。それを実感しているのが、3位タイで明日の最終ラウンドを迎える山本豪(日本大学2年)だ。

第1ラウンドの山本は、「パットに救われて」3アンダーパーの4位発進を決める。上位を伺った第2ラウンドはしかし、グリーン上で悩まされ3パットが3回で70とスコアを伸ばし切れず、混戦から抜け出すことができずに3位タイと足踏みとなった。そして、この日もパットに苦しめられた1日となった。

2番ホールで1メートルのパーパットを外し、「スタート直後に悪い流れになってしまった」山本は、5番で10メートル以上のバーディを決めて、これでリスタート
だと気合を入れ直した6番(パー5)でスコアを伸ばせない悶々とした展開に苦しんだ。いかんともしがたい停滞した流れは、9番(パー3)のティーショットのミスにつながり、ボギー。前半は1オーバーパーで終えた。「前半、スコアを伸ばしたいところだったけれどオーバーパーで。流れに乗れないままプレーが続いたけれど、必死にパーで凌いできた」という山本は16番で(パー5)でその苦労が報われる。

残り220ヤードのセカンドショットで手にしたのは4番アイアン。「少し右に出たかな…と思っていたら、良いキックで」2メートルに寄った。ほぼストレートのチャンスを決めた山本は、起死回生のイーグルを奪う。「これは大きかった」と次の17番でも2メートルを決めてバーディ。この勢いのまま、最終18番(パー5)でも3メートルのバーディチャンスを迎えたが、ここは決めきれず、この日は1イーグル・2バーディ・2ボギーの70でホールアウト。通算7アンダーパーは首位と1打差の3位タイ。

初優勝も視界に入る好位置で踏みとどまった山本だが、明日の最終ラウンドは高望みはしない。「パー5で確実にバーディを獲りたい」と目論むが、「3番のパー5は苦手なんです…ここをパーで凌げれば、良い流れに乗れるかも。出来れば、3つスコアを伸ばして通算10アンダーパーを目標に。それで優勝できなければ…」と、謙虚な姿勢は崩さない。

これまで日本タイトルを獲ったことがない山本にとっては現実的な目標ではあるが、183センチと恵まれた体格から繰り出されるショットは、将来性を十分感じさせる。猫の目のように変わるパッティングの好調、不調の波が明日どちらに転がるか。

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