震災復興支援グリーン・ティー・チャリティ「2013年度（第50回）日本女子学生ゴルフ選手権」が明日28日、兵庫県の加古川ゴルフ倶楽部で開幕する。
本選手権には、日本学生ゴルフ連盟から推薦された48名が出場。3日間54ホール・ストロークプレーで優勝を争う。会場の加古川ゴルフ倶楽部には明日の開幕を前に練習ラウンドを行って、日本一の女子学生ゴルファーを決める熱戦に向けて、最終調整を行った。
注目は、古屋京子以来となる大会連覇の期待がかかる佐藤絵美（東北福祉大学4年）。最終学年の今年、日本女子アマでベスト32入りを果たすと、今月上旬に狭山ゴルフ・クラブで開催された関東女子学生ゴルフ選手権で
3度目の優勝を連覇で達成するなど好調を維持。正確なショットが身上の佐藤にとっては、距離は短いながらも要所に配されたハザードが特徴の加古川ゴルフ倶楽部も優勝の最有力候補といえる。
また、今年大学に進学した松田唯里（福井工業大学１年）の活躍にも期待だ。２０１１年には日本女子アマでベスト８入りを果たした松田は、翌年もベスト１６と全国大会でなお馳せると、今年の中部女子アマチュアゴルフ選手権で見事に優勝を飾る。中部女子学生も優勝の世古麻由（名古屋商科大学４年）に１打差の２位と着実に成長を続けているだけに、初出場初優勝の期待もかかる。さらに、昨年大会2位の佐藤千紘（明治大学4年）、関東女子学生2位で佐藤絵美の後輩でもある沖せいら（東北福祉大学3年）、地元関西女子学生ゴルフ選手権優勝の山下美樹（大手前大学2年）、同2位の小寺沙季（関西学院大学2年）も地元の利を生かして、優勝争いに食い込みたいところだ。
第1ラウンドは、明日28日11時30分にティーオフの予定。
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