2013年度(第23回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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Championship Reports
競技報告
【本年度最後のナショナルオープンがいよいよ明日開幕】
大会前 競技報告:JGA    写真:Gary Kobayashi
渡辺 司
羽川 豊
尾崎直道
日本女子オープンから始まった本年のオープンマンスの最後を飾る震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー「2013年度(第23回)日本シニアオープンゴルフ選手権が明日30日、開幕する。会場の麻生飯塚ゴルフ倶楽部では、明日の第1ラウンドに備えて、各選手が練習ラウンドを行い、シニアゴルファー日本一を決する戦いに向けて最後の調整を行った。

今年の日本プロシニアゴルフ選手権で室田淳とのプレーオフを制し、2度目の優勝を飾ったのは渡辺司。2009年大会の本選手権以来となる2勝目を狙う渡辺は、「天候しだいだけど、優勝スコアが2桁アンダーパーになることはないと思う」と通算11アンダーパーでプレーオフにもつれ込んだ日本プロシニアのようなスコアの伸ばしあいにはならないと考えている。「プロシニアの後、2連戦をこなして会場入りしてきたから、少し疲れが出てきたかな。でも、スコアが良いと疲れを感じないんだけれど、悪いスコアだとドッと出るんだよね」と表情は曇りがち。しかし、渡辺特有のボヤキ節に続いた「だから、前に向かっていられるようにゲームを進めていきたい」という言葉は、ボヤキ節の裏にある2度目のシニアオープン優勝への自信が見えている。

レジェンドたちの競演でもある本選手権。日本オープンの歴代優勝者も出場選手に名を連ねている。その中で、日本オープンに続く2つ目のナショナルオープン獲得を目指すのが羽川豊と尾崎直道の2人。
今年、ファンケルクラシックで最終ラウンドに62の驚異的なスコアを叩き出し、全米プロシニア優勝の井戸木鴻樹に追いついてプレーオフの末に逆転優勝を果たした羽川豊。羽川は、1981年日本オープンで史上初めてのレフティでチャンピオンに輝いた。その羽川も日本シニアオープンには2008年大会から6回連続出場ながら最高順位は初出場時の6位タイと苦戦が続いている。「日本オープンに続いてのナショナルオープン。もちろん獲りたいよ。でも、丁寧にいきたいね。良い位置でプレーしたい」と、逸る気持ちを抑えるかのように控えめなコメント。ファンケルクラシックでの再現も期待されるが、「あんなに良いスコアは出ないよ」と苦笑い。それでも今季の羽川は室田淳に800円の差はつけられながらも賞金ランキング2位。レギュラーツアー時代も含めて初の賞金王という称号も視野に入れているだけに、1,600万円の優勝賞金で一気に室田を逆転したいところだろう。

日本オープン連覇を果たしている史上5人のうちの1人、尾崎直道は2006年の日本シニアオープンで初出場で3位入賞を果たしたものの、その後はベスト10フィニッシュもかなわず、2つ目のナショナルチャンピオンの称号を勝ち取れていない。「この試合は、日本シニアゴルファーのナンバーワンを決める大会だから、セッティングもシニアツアーの中で一番難しくなっている。だからこそ、それを決めるのにふさわしい大会だと思う」と本選手権への思い入れは強い。「日本オープンは2度優勝しているけれど、そこ(ナショナルオープン)で勝つということはプロとしての目標だし、自分もやってやろうという気持ち。初優勝に向かって、突き進むだけ」と本選手権初優勝に闘志を燃やす。今季はシニアツアー6競技に出場しながら優勝は無く賞金ランキングも18位と苦戦が続いている。「今年はやらなければならないことができていないシーズンだけど、ここで自分のできることを精一杯やって、シニアオープンも獲りたい」そう話す尾崎の強いまなざしに、シニアオープンに賭ける思いが感じられた。

奇しくも、彼ら3人が触れていたのは、麻生飯塚ゴルフ倶楽部のグリーンのことだ。渡辺は、「グリーンのマウンドが多いので、パッティングには気をつけないと。チャンスのときはもちろん、寄せられなかった時も2パットで行けるように」。羽川は、「グリーンが大きく傾斜があるので、パッティングに苦しむので気をつけないと」。そして、尾崎は「アンジュレーションが大きいグリーンだから、ショットでホールと同じ面に乗せないと」と、三者三様ながら、グリーン上で繊細なタッチが求められるのを覚悟している。しかし、大きなグリーンだからこそ、「ティーショットで距離を出し、確実にフェアウェイを捉えないと。そして、ホールが切られている面にしっかりとセカンドショットをつける」と、“総合力”が試されるコースだということだ。

日本一のシニアゴルファーを決するに相応しい“総合力”が試される麻生飯塚ゴルフ倶楽部は、日本シニアオープンゴルフ選手権の新たな歴史の1ページを彩る熱戦の開幕を静かに迎える。

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