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Championship Reports
競技報告
【ナショナルチームメンバーの勝とメダリスト権藤は準々決勝で散る】
第5日 競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe
優勝候補の筆頭と目されていた勝みなみ(鹿児島高)。今年の日本女子アマは、終始パッティングの不調に苦しめられた。クオリファイングラウンドからマッチプレー1、2回戦まで、肝心要のパットが決まらず、ストレスをためるプレーを強いられていた。佐藤耀穂(埼玉栄高)とのマッチアップとなった準々決勝でも、やはり勝はグリーン上で悩んでいた。2番で佐藤のミスから1upとリードを奪ったものの、3番でティーショットを右の林に打ち込んで、すぐにオールスクウェアに戻されると、4番では佐藤がバーディを決めて1downとリードを許す。その後は1度もリードを奪うことが出来ずに迎えた11番。8メートルのバーディパットは、「自分で
は入ったと思って球を見送っていたのに、カップに蹴られて…なんで入らないんだろう」と、勝の悩みが深まってしまった。そのショックを引きずったまま12番(パー4)では、7メートルのバーディパットを1メートルに寄せる。「曲がるのかな?曲がらないのかな?どっちだろうと思って…最終的に左に曲がると読んで、狙ったところに打てたんですが…まっすぐのラインだった」と3パットのミスで、2downとリードを広げられてしまった。「12番のパーパットを外してしまって、もうダメだなと思った」と、なすすべなく16番で勝がボギーを打った時点で、勝の日本女子アマは幕を閉じてしまった。次の目標を聞かれても、「次…次はなにがあるかわからない…」と呆然自失の勝。喧噪のなかで必死なプレーを見せた勝の日本女子アマは、ベスト8に終わった。

クオリファイングラウンドで好調なプレーを見せてメダリストを獲得。マッチプレー1回戦では大会連覇を狙った森田遥(坂出)を下すなど、優勝候補筆頭に躍り出た権藤可恋(佐賀)。準々決勝の相手は、蛭田みな美(石川高)となった。両者ボギーのスタートとなったが、その後はパーで分け合う緊迫した展開が動いたのは、6番。先行したのはこのホールでバーディを奪った蛭田だった。権藤は、「ショットは曲がっていましたが、調子自体はそんなに悪くないなと。スコアで見ればイーブンパーぐらい。悪いゴルフではありませんでした」というが、蛭田は権藤の予想を超えるプレーを見せた。「蛭田さんは、パットが凄く入っていた。5メートルから6メートルぐらいのバーディパットもパーパットも、とことん入れてくる感じでした。すごいなと思って、相手のプレーを見ていました」と、13番で蛭田のバーディで差を広げられると、14、15番の連続ボギーで決着。権藤はつけ入る隙を与えてもらえず4and3でベスト8に終わった。「ショットが曲がっていても、ショートゲームで凌いでパープレーで回れるようにしないと。ただ、今日の蛭田さんのプレーなら負けても仕方がない。ストロークプレーでいえば、自分は12番まではパープレーでしたし。結果は結果ですが、後味が悪い負け方ではない。悔しいけど、良かったです。この1週間でメダリストもいただいて、いいイメージでプロテストに臨めます」悔いは残るが、これからの自分に自信を持てた。権藤にとって、今年の日本女子アマは、アマチュアの集大成として満足充分の内容だった。

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