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Championship Reports
競技報告
【話題を集めた橋本と三浦はともに準決勝敗退】
第5日 競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe
橋本千里
三浦桃香
橋本千里(東名古屋)と三浦桃香(フェニックス)は、ともに初めてのマッチプレー進出で準決勝進出を果たした。本選手権の話題を集めた両者だったが、惜しくも決勝進出を逃し、18ホール・マッチプレーで行われる3位決定戦に臨むこととなった。

橋本は所属の東名古屋ゴルフ倶楽部で行われた全米女子オープン最終予選を勝ち抜き、本選出場を果たし、見事に4日間をプレーしてみせた。その活躍も記憶に新しい中、6月23日に帰国をすると、一度は欠場を決めた本選手権の第1ラウンドが雷雨のため順延されたのを受け、出場が可能かを打診。本選手権競技委員会から出場が認められ、急きょ大洗ゴルフ倶楽部に移動してきた。慌ただしい移動の疲れも見せず、橋本は準々決勝まで勝ち進んだ。その準々決勝の相手は、中学3年生の稲見萌寧(長太郎)。このマッチは橋本が終始リードを奪う展開となったが16番で稲見に追いつかれると、18ホールでは決着がつかず勝負はエキストラホールに持ち込まれる。両者譲らず迎えた21ホール目。この日2度目の3番ホールで、橋本がバーディを奪って粘る稲見を振り切った。しかし、このマッチは着実に橋本の身体を蝕んでいったのだろう。蛭田みな美(石川高)とのマッチアップとなった準決勝は、スタートから蛭田が連続バーディを奪いリードを許す。それでも蛭田の乱調もあって8番を終えた時点で橋本が1upのリードを奪っていた。しかし、抜群の距離感を見せ、ここまで橋本の快進撃を支えてきたパットが、連戦の疲れに加えて突如降り出した雨によって微妙に狂い始める。9番ではリードを広げるチャンスも3パットのミスで分け、流れを引き寄せきれない。後半、15番でついに蛭田にオールスクウェアにされると、17番では15メートルのファーストパットを3メートルもショートし、3パットでボギーを叩き、1dwonを喫してしまった。「雨が降ってきて、グリーンが少し重くなってきたかなと思いましたが、それに対応できませんでした」。最終ホールもパットを決めきれず、橋本はベスト4に終わった。「自分のプレーが出来なかったことが、負けてしまったよりも悔しい」伏し目がちに話す橋本。明日の3位決定戦は、「今日、後半に自分のゴルフが出来なかったので、明日は最後まで出来るように」と自分が満足できるプレーをすることに集中して、結果を残したいところだ。

三浦の準々決勝の対戦相手は、松田唯里(芦原)。このマッチは、三浦が一度も松田にリードを許さず、2upで勝利を収める。続く準決勝は、勝みなみを破った佐藤耀穂(埼玉栄高)とのマッチアップ。ともに圧倒的な飛距離が魅力の対戦は、2番ホールで佐藤がボギーを叩いて三浦が1up。3番ではバーディを奪ってリードを広げたが、佐藤が8、9番の連続バーディで前半を終えてオールスクウェアまで戻された。このままこう着状態が続くかと思われたが、徐々に三浦のショットが乱れ始める。三浦は11番でボギーを叩くと、13番でダブルボギー、14番もボギーを叩き、3dwonとなってしまった。「疲れではないのですが、ドライバーを使った3ホールで林に行ったりして、1ボギー」と最大の武器が思うようにならず、佐藤に4and3で屈した。ここまでのプレーでは、フェアウェイキープを第一にティーショットで5番ウッドを多用してきた三浦だが、「準決勝の最後となった15番ホールで、ドライバーショットがまっすぐ打てた。明日は、全ホールでドライバーを使います」と、伝家の宝刀を抜くことを決意した。

ショートゲームに非凡さを見せる橋本と、圧倒的な飛距離で攻めのプレーが魅力の三浦。対照的な2人の3位決定戦は、29日7時15分にティーオフの予定だ。

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