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競技報告
【最後のパットは震えながら決めた畑岡が自己ベスト更新の66で首位を堅守】
第2日 競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe
第1ラウンドに自己ベストタイの67をマークしてトップに立った畑岡奈紗(翔洋学園高校1年)が、第2ラウンドには、ベストを更新する66をマークして2位の勝みなみに6打差をつけてリードを広げた。この日のテーマに掲げたのは「ノーボギーのラウンド」だった。1番からのスタートで15番までに5バーディ。もちろん、ボギーなしで、ここまでは自らに課したテーマをクリアしていた。
「ショットがピッタリとピンそばについたのは12番ホールだけ(50センチ)で、あとは5メートル前後のパットが決まってくれました」

16番(パー3)でも上り6メートルのバーディチャンスを迎えた。当然、狙いにいった。強めにヒットしたボー
ルはカップ横を通過して50センチほどオーバーしたところで止まった。この返しの下りパットを「引っ掛けてしまった」ことで外してボギーにしてしまった。悔やんだのは、この3パットだけで、すぐに気持ちを切り替えた。続く17番は5メートルと、またバーディチャンスにつけて、前ホールのミスを引きずることもなくしっかりと沈めた。さらに18番パー5では2オン狙いの第2打がグリーン左手前のバンカーにつかまったが、ここからのショットを2メートルに寄せた。
「ラインを読みながら、これを決めたら自己ベスト更新だ、と思ったら、緊張してきてアドレスしたときには、手が震えていました。最後のパットは、決めた、というより決まってくれたという感じでしたね」

6月の日本女子アマではマッチプレーに進んだものの1回戦で敗退(ベスト32)。そのままでは自宅(茨城県笠間市)に帰れなかった。決勝まで勝ち上がっていく選手を追い、何かを得ようと熱心に見てまわった。決勝はトミーアカデミーで一緒に練習した蛭田みな美の応援を兼ねてギャラリーとしてついた。
「勝ち上がっていく人たちに共通していたのは、ドライバーショットの安定性と、パッティングの上手さでした。勉強させてもらいました」。

7月には世界ジュニアゴルフ選手権(米国カリフォルニア州)の予選会に挑戦して本選に進み、通算4アンダーパーの8位に入って来年度のシード権を与えられた。ここでは、ショートゲームの精度の高さがスコアメイクを左右するということを肌で感じてきた。
こうした経験が、畑岡のゴルフを大きく向上させることになった。明日の最終ラウンドは、同学年で「その存在が、強力な刺激剤になっている」という勝みなみとの同組(最終組)対決となる。
「勝さんを意識はするけど、緊張はしないようにラウンドしたい」
畑岡は、そんな言葉でインタビューを締めくくった。


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