2014年度(第79回)日本オープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
一般財団法人上月財団
日本オープンは、一般財団法人上月財団
の助成を受けています。
Championship Reports
競技報告
【2位タイに浮上した片山晋呉は「オレ、ゴルフやっているなあ…って感じ」】
第3日 競技報告:塩原義雄    写真:Gary Kobayashi / Y.Watanabe
何度ガッツポーズを繰り出したことだろう。後半にターンしてからの片山は、気合のこもったプレーを展開した。1番で幸先よくバーディ発進したものの、517ヤードと距離の長い2番(パー4)で大きく躓いていた。第2打をグリーン左手前の池に打ち込んで4オンのダブルボギー。そこから9ホールは、ずっとパーを続けていた。

チャンスを迎えたのは12番ホールだった。第2打を4メートルにつけた。そして、このパットを沈める。このときは、まだ小さなガッツポーズだった。続く13番(パー3)は5番ユーティリティクラブを使ってのティーショットでピンにまっしくらの1打を放った。やや大き目に感じたのか、ここでは「ダウン! ダウ
ン!」の掛け声を挙げた。実際に、落下したボールはカップをかすめるようにしてピンを2メートルほど通り過ぎて止まったのだから、絶妙の距離感が働いていたことを証明する叫びだったことになる。このパットを決めて連続バーディを奪ったときには、もう遠慮することなく力強いガッツポーズをとった。
さらに17番、18番と上がり2ホールも連続バーディで2番ホールのダブルボギーをカバーしてお釣りのでる67をマーク、通算9アンダーパーにまでスコアを伸ばして2位タイでのホールアウトとなった。

「掛け声も、ガッツポーズも、自然に出た。後半の自分は“オレ、久々にゴルフをやっているなあ…という気持ちの良い充実感があった。病み上がりの自分が、こういう位置にこられたことがうれしい。幸せですよ。(トップの池田勇太に)3打差?追いかける立場の方が、今の僕にはいいと思う。第3ラウンドにトップにでも立とうものなら、最終ラウンドは息切れしちゃいそうだから」。

今シーズン中盤に首を痛めて戦列を離れた。通院した整形外科で医師から勧められたのが、女性愛用者の多い“美顔ローラー”であった。8月のKBCオーガスタからポケットに入れ、ラウンド中に歩きながらコロコロやるようになった。「顔?いや、痛みのある右首筋ですよ。痛みが薄らぐというか、突っ張らずに済むようになっているから、効果はあると思う。試しに顔もやってみたけど、リンパが流れて顔の筋肉もほぐれる。美顔? 僕の場合はキャラクター的にも“綺麗になった”なんて言うのは無理でしょう」。


明日は、池田勇太との3度目の最終ラウンド最終組対決となる。「勇太と良いプレーの競演で、ギャラリーの皆さんに喜んでもらえる流れにしたい。盛り上げなくちゃいけないからね」。
永久シード選手の片山は、熱戦の末の3度目の優勝を狙う。


その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議