2014年度(第24回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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Championship Reports
競技報告
【4年ぶり2度目の優勝がかかる倉本昌弘は「明日は、ショット勝負になるようなピン位置にしてくれないかなあ…」】
第3日 競技報告:塩原義雄    写真:Gary Kobayashi
Kentaro Shiba
フェアウェイから打った方が狙いやすいホール。ラフからのショットの方が寄せやすいホール。本選手権、倉本昌弘は、それを使い分けている。例えば、第3ラウンドの16番ホール。371ヤードと距離の短いパー4だ。ティーショットにドライバーは使わずに3番ウッドで左サイドのラフを狙う。そこからの第2打は、グリーン手前のエッジに落ちてから転がってピン横1メートルについた。前日も、同じような狙いだったのだが、ラフにまで入らず、ファーストカットで止まってしまった。そこからのショットは、ピンそばに落ちたもののバックスピンと傾斜で10メートル近く戻ってしまった。

「どうせ戻ってしまうのなら、はじめからグリーンの手
前側でフラットなエリアに乗せておくという手もあるけど、ラフからならボールが転がってくれるから寄っていってくれる確率が高くなる」。
しっかりと計算した上での戦略なのだ。本選手権、ショットの調子は、極上の状態にあるといっていいだろう。本人が「(PGA会長としての仕事が忙しく)ほとんどショット練習はしていないのに、なぜか気持ちよく振れる。不思議だよね」と驚くほどの好調さである。第2ラウンドまで、グリーンを外したのは2ホールだけ。ボギーは、たったひとつ。ショットが好スコアに直結していた。

後半のラウンドを迎えて、さすがに緊張する場面も増え、この日は「前半でしようもないボギーが3ホールもあった」。後半は、うまく立て直して2バーディにまとめて、井戸木鴻樹に並ばれたものの首位の座はキープした。
明日の最終ラウンドは井戸木とPGA会長優勝(倉本)か53歳のバースデイ優勝(井戸木)かを賭けた最終組対決となった。
「明日は、胸を借りてやるよ」クラブハウスですれ違いざまに、倉本は井戸木にそう声を掛けた。その意味するところは…。

「パッティング勝負になったら、井戸木に分があるからね。ショット勝負の展開になるようなホールロケーションにしてくれないかなあ。でも、このコースは、やっぱりグリーンでの勝負になるでしょ。だから、分のある井戸木の胸を借りての戦いだと思うわけですよ」。
これって、心理的な戦略なのであろうか。

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