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競技報告
【3打差2位から逆転を狙う水上晃男は「髙橋との直接対決が楽しみ」】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
関東を代表するトップアマチュアの1人、水上晃男(袖ヶ浦)がこの日2つスコアを伸ばして、通算3アンダーパー。4位タイから首位の髙橋雅也と3打差の2位に順位を上げて、最終ラウンド最終組での直接対決に名乗りを上げた。第1ラウンドの水上は「パッティングのタッチが合わなくて。ラインを合わせることに気がいってしまって、打てていない」と好調なショットがスコアにつながらない悶々としたプレーだったという。10番ホールからスタートしたこの日もパットの調子はいまひとつ。14番までチャンスがありながらも決めきれないもどかしい展開に、15番(パー4)では3打目のアプローチをピン上1メートルにつけながら、これを外すと、「
お先に」と打ったボギーパットも決めきれず、ダブルボギーを叩いてしまう。しかし、良薬口に苦しと言ったところか。このミスで水上は、「吹っ切れた」と、直後の16番でパーオンを逃しながら、グリーン脇からパットで打った3打目が直接ホールに沈みバーディを奪い返す。

前半で1つスコアを落とした水上だったが、ハーフターンまでの間に練習グリーンで球を転がすうちに、ふと閃いたという。「パッティングのグリップを変えてみたんです」長尺パターの使い手でもある水上は、いつもは右手のグリップを親指と人差し指の間に添えて打っているが、「それを人差し指と中指の間で挟むように」変えてみた。これが「手のひらで、しっかりとインパクトをするように意識出来て」、しっかりと球を打ち出せるようになったという。指先の感覚から掌の感覚への転換。それが奏功したのだろう。後半最初の1番で1メートルを沈めると、3番では2.5メートル。6番も153ヤードの打ち上げ、フォローの風を読み切って7番アイアンを手にしたセカンドショットを1メートルにつけてバーディを奪ってみせた。

水上は、これまで本選手権に11度の出場を誇る。その水上が最も優勝に近づいたのは、JFE瀬戸内海GCで開催された2006年大会。この時、水上は第2ラウンドを終えて2位に1打差ながら単独首位に立っていた。しかし、初優勝がかかった最終ラウンドに75とスコアを落として、田中政佳に逆転優勝を許し、2位に終わった。あれから8年。この間もたゆまぬ努力を続けてきた。8年ぶりのリベンジのチャンスを前に、「明日は、最終組で髙橋雅也と同じ組ですよね。彼とのプレーは楽しみです」と、笑顔で話せる気持ちのゆとりも出来ている。明日は、「“阪田のゴルフ”で勝負だね」と、目標ともする同じ倶楽部の先輩、阪田哲男氏から受け継いだ勝負強さを発揮して、逆転優勝を目指す。

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