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競技報告
【経験に裏打ちされた強さで他を圧倒した守谷】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
本大会4回目の最終日、最終組でのラウンドとなった守谷。昨晩知り合いのプロから「周りは関係ない。自分のゴルフをするだけ、一日目と同じ気持ちでプレーするように」とのアドバイスをもらい、その言葉を胸にスタートを切った。

1番ホールで、6メートルのバーディパットをねじ込み、好スタートを切きった守谷。同組の昨年優勝者の塩田美樹子(十里木CC)は、アプローチを寄せきれずこのホールボギー。2人の差は一気に5打差となり、守谷が流れを掴んだかに見えたが、「勝ちたい気持ちが強すぎて、思い切り振ろうと思っても体が動かなかった」と優勝争いのプレシャーに、昨日まで好調だった守谷のショットがブレはじめ、思わぬ苦戦を
強いられた。

守谷は、続く2番と8番をボギーにするも、前半3ホールしかパーオンしなかったショットの悪さを、粘り強くアプローチでカバーし、前半を1オーバーで折り返した。「前半は、ショットが全然ピンに行かず、本当に耐えるだけでした」と守谷。同組で3打差の2位タイでスタートした多賀章子(グリーンヒル関GC)が前半をイーブンで終え、守谷に2打差まで迫り、優勝争いは接戦となるかと思われたが、後半試合が大きく動いた。

「ハーフターンで主人の顔をみて少し落ち着くことができた。昨日は良いプレーができていたんだ、自信を持って行こうと自分に言い聞かせ、昨日のプレーをイメージし続けた」と守谷。迎えた10番パー5、多賀がティーショットをダフリ、目の前の池に入れる痛恨のミスで、このホールダブルボギーとしてしまう。守谷は、この多賀のミスにも助けられ、落ち着きを取り戻した。「10番のアプローチを落ち着いて打ててパーを取り、その後は良い集中力でプレーができた」と守谷は、このホールをパーとし。徐々に本来のショットを取り戻した。13番まで危なげなくパーを重ねた守谷は、14番で今日2つ目のバーディを奪うと、2位の多賀とは5打差になり、独走態勢に入った。

「後半はイメージ通りのプレーができました。最終ホールも絶対バーディで終わると決めていたので」と17番、18番と連続バーディフィニッシュを決めた守谷は、この日5バーディ・2ボギーの3アンダーパーでホールアウト。2日間通算スコアで今大会唯一のアンダーパーをマークし、2位に10打差を付ける圧倒的な強さで、2010年以来3度目の優勝を飾った。

終わってみれば、守谷の強さが際立った試合展開であった。勝敗のポイントとなった前半、昨日の好調なショットから一転、グリーンを捉えられないほどのショット内容ながらも、しぶとくパーを拾い後半につなげた点にある。試合展開を読み、自分の調子を受け入れた上で、優勝するための最善策を組み立てる。本大会2度の優勝、中国女子ミッドの6連覇など過去多くの優勝争いを経験してきた守谷だからできたプレーだろう。

来年から本大会の参加資格は、30歳以上から25歳以上に変更になり、参加者の若返りが予想されるが。守谷が多くの試合で培ってきた経験があれば、前人未到の大会4勝も夢ではない。

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