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競技報告
【山口すず夏が全米女子オープンでの経験を活かしてトップに】
第1日 競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe
今年の全米女子オープンゴルフ選手権に予選会から挑戦してアマチュアとしてただひとり本大会への出場権をつかんだことで話題になった山口すず夏。相模原市立鵜野森中学校 3年生である。「世界のトッププロは、決めたいパット、決めなければいけないパットを確実に沈めてくる。それと、もうひとつ、どんな選手との組み合わせでも、自分のプレーに徹していて相手は気にしない。そのことが、すごく勉強になりました。自分へのお土産として持ち帰らせていただきました」

第1ラウンドを終えた山口が、そんな話を切り出したのには理由があった。

「実は、私はジュニア競技に弱くて、ちっとも良い成績を残せないでいました。いつも相手
のプレーを気にしてしまって、思うようなゴルフができなかったんです。だから、本選手権は、コースとの戦いと自分の1打に集中して、とにかく自分のゴルフをやり切ろうと心に決めて臨みました」

このところ「ちょっと調子を落としていた」というショットも練習ラウンドと、その後のドライビングレンジでの調整で、リズムを取り戻していた。ここにも全米女子オープンからのお土産があった。世界レベルの選手たちの練習を見て感じたことが、まだあったという。

「ショットの精度の高さというか、距離感が素晴らしいんです。帰国してから、自分ももっと精度を高めようと、練習しました。いきなり全てのクラブというわけにはいかないし、そのレベルでもないと思って、58度のウェッジで80ヤード以内の距離を重点的に打ち込みました」

スタートの1番(パー4)。第2打の距離はピンまで75ヤードだった。もちろん手にしたのは58度のウェッジだ。このショットがピン手前2.5メートルについた。上りのやさしいパッティングラインが残るように方向と距離を合わせてコントロールしたショットであった。決めて幸先のよいバーディ発進となった。前半はさらに4番、7番と2つのパー3でバーディを加えて3アンダーパーとして後半にターンした。

バックナインでは、さらに58度のウェッジでバーディチャンスを作り出した。10番(パー5)では65ヤードの第3打を2.5メートルに、13番(パー5)でも65ヤードの第3打を4メートルに、さらに15番(パー5)では50ヤードの第3打を2メートルに。これらのチャンスを集中してのパッティングストロークで全てものにした。バンカーショットをミスした2ホールでボギーがあったものの、16番のパー3でのバーディを加えて奪ったバーディは7ホール。5アンダーパー68のホールアウトには、2位に2打差をつけてのトップの座が待っていた。

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