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競技報告
【金澤は念願の全国タイトルにも「通過点」と先を見据える】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
通算3アンダーパーで第2ラウンドを終え、2位と5打差をつけて最終ラウンドを迎えた金澤志奈(中央学院大学3年)は、「優勝を意識してしまうと、悪い流れになってしまう。最後まで自分のゴルフをしようと。それだけを考えていた」と、昨年大会で2打差を逆転された悔しさから、目の前の1打に集中していくことを心に決めていた。その気持ち奏功したのか、前半はピンチらしいピンチもなく、スコアカード通りのプレーで首位を守る。最終組で優勝を争う松田と中田がスコアを落とす中、金澤の初優勝へのロードは平たんなものに見えてきた。しかし、初優勝への道のりは険しく、徐々に金澤のショットがぶれはじめる。11番(パー4)ではティーショ
ットを右ラフに打ち込み、2打目のバンカーショットをミス。3メートルのボギーパットをねじ込んで、最小限のロスにとどめたものの、続く12番(パー3)もティーショットをバンカーに打ち込み連続ボギー。昨年大会のデジャブのような展開になりかけた13番(パー4)で、70ヤードのセカンドショットをウェッジで1メートルにつけ、この日初バーディを奪って、悪い流れを断ち切った。そのショットに、この1年の金澤の成長を感じることは出来たが、15番(パー3)、17番(パー4)でアイアンショットをミスして、ボギーを叩いてしまった。

この日の金澤は、1バーディ・4ボギーの75でホールアウト。通算イーブンパーの初優勝は、嬉しさと悔しさがないまぜになった不思議な味と感じられただろう。初の全国タイトル奪還に「やっと獲れました」と安どと嬉しさがこみ上げる一方、「後半、得意のショットの当たりが悪くて距離感が合わず、手前に外したり…そんなストレスからスコアを落としてしまった」と悔しさも心の裡に、しこりとなって残る。
プロゴルファーという目標を持つ金澤は、「優勝はうれしいのですが、このスコアでは…プロの試合だったら、予選通過がギリギリですよね。100ヤード以内のショット、アイアンショットの正確性をもっと高めていかないと」と、優勝杯とともに今後の課題を手に入れた。

「この優勝は、通過点と考えたい。自分には、もっと伸び代があると信じています」と、はにかんだ笑顔に自信をのぞかせる。来年大会での連覇。そして、その先のステージに視線を向け、他の選手の追随を許さないよう、さらなる成長を誓った。

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