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競技報告
【通算+5で石井幹が初優勝を果たす】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
優勝 石井 幹
2位タイ(左から)中村 清、藤本次郎
2016年度(第23回)日本グランドシニアゴルフ選手権は11日、三重県いなべ市のスリーレイクスカントリークラブで最終ラウンドを行った。昨日と変わり、時折日差しが差す秋晴れとなり、最高のコンディションの中でのプレーとなったこの日、2位に1打差をつけ首位でスタートした石井幹(千葉桜の里)が、昨日に続き安定したプレーを見せた。高速グリーンに苦戦し大きくスコアを崩す選手が多い中、石井は前半の9ホールを1バーディ・1ダブルボギーの1オーバーパーで折り返すと、後半も「思ったよりリラックスしてプレーできた」と3オーバーパーの39でまとめ、4オーバーパーでフィニッシュ。通算5オーバーパーで、2位に4打差をつけ、一度も首位を譲らず日本タイトル初制覇を成し遂げた。2位タイには、ベストスコアの75でまわり、第1ラウンドの78ストロークに続き2日連続でエージシュートを達成した中村清(水戸)と、藤本次郎(八幡平)が入った。

連覇の期待がかかっていた安河正彰は、2つのダブルボギーを叩くなどスコアを8つ落とし、通算15オーバーパーの10位タイで大会を終えた。

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