2016年度（第38回）日本シニアゴルフ選手権競技は26日、愛知県春日井市の春日井カントリークラブ東コースで第1ラウンドを行った。快晴微風の絶好のコンディションで開幕した本選手権だが、ナショナルオープンや女子プロゴルフツアーなども開催された春日井CCの厳しさに各地区シニアゴルフ選手権を勝ち抜いた精鋭たちも苦戦。その中で、出色の出来を見せたのが、2009年大会から８年連続で本選手権に出場している田村敏明。10番ホールからティーオフした田村は、いきなりのボギースタートもすぐにバーディを奪い返すと、17番でダブルボギーを叩き、前半を2オーバーパーで終える。それでも後半に2バーディを奪い、3バーディ・1ボギー・1ダブルボギーのイーブンパーでホールアウト。単独首位で第1ラウンドを終えた。1打差の2位タイには吉田智行、志村幹夫、そして2014年大会チャンピオンの小久江正人の3名がつけている。
ディフェンディングチャンピオンの佐々木清士は首位と5打差の5オーバーパーの19位タイ。本選手権7人目の連覇に向けて、明日の巻き返しに期待がかかる。
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