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Championship Reports
競技報告
【比嘉は「最後に耐えきれなかった」】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
日本チームでは最も国際競技の経験を積んでいる比嘉一貴にかかる期待は大きかった。それを比嘉自身も感じていたし、応えたいとも思っていた。そうすることが、自分のプレーが世界と伍することを証明することにも繋がると思い、ここまで粘りのプレーを続けさせていた。

最終ラウンドも、7番(パー5)でトリプルボギーを叩き前半で3オーバーパーまでスコアを崩しながら、後半15番まで4バーディを奪うカムバックを見せてくれた。しかし、16番からの3連続ボギーで万事休して、「終わり方が良くない。ずっと耐えるゴルフを続けてきたけれど、最後に耐えきれなかった」と、全てが水泡に帰してしまった上がり3ホールを悔やむ。「全てテ
ィーショットからのミスだと思う」と振り返る通り、7番では右の林、9番では得意のノックダウンショットが決まらず左ラフ、17番は5番ウッドでのティーショットを左、最終ホールではドライバーショットが右ラフと、悉くスコアを崩す要因に繋がってしまった。「ティーショットで苦しんだのは初めてくらいの体験」と、首をかしげる。

比嘉は、チームメイト全員が「みんな不完全燃焼だと思う」とその悔しさを代弁する。「絶対戦えるメンバーで、この場に来られたと思う。コミュニケーションも良かったし、チームのために頑張れるという気持ちが強かった。僕は皆のことを認めているし、頼りにしていた。2人が頑張ってスコアを伸ばしていると信じてプレーしていたし、無駄に気にせずにプレーに集中してこられた」という言葉は、宮崎での事前合宿からジョーンズコーチからのティーチングを受け、ともに汗を流してきた3人の共通した思いだ。思うような結果は残せなかったが、最高のメンバーで戦った世界アマ。だからこそ、悔しさと一抹の不安が残ってしまう。「金谷君も亀代さんも、きっと来年は次のステージにいってしまう。

小西さん、石徳さん、松原さんも。来年は、ナショナルチームも世代交代になる。その時に、戦力が落ちるのは確かだと思う。そうなったとき、自分が若い選手の力を補えるような実力が出来ているかが不安。メキシコに来た3人はボコボゴにやられてしまった。来年、新しくメンバーになる選手、そして連覇がかかるノムラカップに行く選手が、どこまでモチベーションを高められるのか…」と、比嘉は正直に吐露する。

これまでも世代交代を続けてきたナショナルチーム。その時々で中心となる選手は、比嘉と同じような不安を心に宿してきただろう。比嘉はしばらく、考えをめぐらせた後に語り始める。「自分は、チームの力を使いたい。自分のためにではなく、チームのためにプレーする仲間を育てたい。そういうチームにしたい。今回は、僕自身がリードしていこうと思っていなかったけれど、他の2人を信頼していた。だから最後までできたと思う」と理想とするチーム像、そしてリーダー像を披露してくれた。

この世界アマでは、完膚なきまでに打ちのめされたが、比嘉の世界への挑戦は続く。「アジアアマやこれからの個人派遣、国際競技と海外での経験を重ねることが出来る。どんどん上に登りたい」とモチベーションは高まっている。

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