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競技報告
【「優勝を目標にしてきました」という梶谷翼がトップに浮上】
第2日 競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe
「5つあるパー5のうち3ホールでバーディを決める」―これが、梶谷翼(山陽女子中学2年)が自分に課したノルマだった。

「このコースでパー4、パー3ホールは、なかなかバーディはとれないので、パーを基本に考えて、パー5で稼ぐのがスコアメイクのポイントという風に考えていたんです。あとは無理をせずにセンター狙いのパーでいければ、それなりのスコアになるじゃないですか」。

1番からのスタートで最初のパー5は3番ホールだった。このホールはパーに終わった。パー5の残り4ホール中3ホールでバーディを決める。梶谷は、改めて自分に言い聞かせた。6番(パー5)、ドライバーショット、フェアウェイウッドの第2打
ともフェアウェイをとらえて第3打は100ヤード弱。48度、50度、52度、58と4本のウェッジの中から50度を選択して3メートルにつけた。これを決めて最初のバーディを奪った。直後の7番(パー3)は右ラフにショートさせた後のアプローチショットを1.5メートルに寄せたもののパーパットがカップに蹴られてしまった。

これで勢いを削がれてしまうのか…。ちょっと不安がよぎったというが、3番目のパー5ホールを迎えるまでパーでつながった。さて、10番が3つ目のパー5ホール。88ヤードの第3打を52度のウェッジでピン奥4メートルほどにつけた。これを沈めて2ホールを攻略した。さらに13番(パー5)でも60ヤードの第3打を今度は58度のウェッジで1メートルにピタリとつけてノルマ達成。15番(パー5)では“おまけのバーディ”を狙い、チャンスにはつけられた(ピン横3メートル)が、「インパクトで緩んでしまった」ためにラインに乗せられなかった。「バーディをとれるところでとれて、ボギーの後も崩れなかったので、今日のゴルフは合格点をつけてもいいと思います」。

梶山が注目されたのは、中学1年で出場した昨年の日本女子アマだった。第3ラウンドを終えて首位と3打差の4位タイ。最終ラウンドに75と崩れて6位に終わったが、大いに会場を沸かせたものだった。

「あれから、スウィング改造というか、修正に取り組んでいます。オーバースウィングだったのをもう少しコンパクトにしてダウンスウィングの切り返しからインパクト、フォロースルーでしっかり左股関節を決めるように気をつけています。まだ、出来上がったわけではないので、発展途上ですが、理想を100点とすれば75点ぐらいのところじゃないでしょうか」。

それでもドライバーショットのコントロールが向上した実感があるといい、着実にフェアウェイをとらえている。

「目標は優勝です!そのつもりで、ここにきました。今日みたいに崩さずに伸ばせるところをしっかり決めていきたい」
青写真はかなり正確に、そして具体的に描かれている。


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