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競技報告
【初出場ながら2位入賞の鈴木は、「課題もあったし自信もついた」】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
通算6アンダーパーの首位で最終ラウンドのスタートホールに立った鈴木千晴(法政大学1年)は、ほどよい緊張感に包まてているようだった。「この試合、スタートホールはずっと緊張しています」と話していたが、今日もその緊張は、鈴木の集中力を高めていく。2番で3メートルを決めて、後続を突き放しにかかる鈴木。しかし、昨日まで決まっていたパッティングに狂いが生じる。4番、7番と2つのボギーを叩いて、前半で1つスコアを落としてしまった。それでも、2位には1打差のリードを保っての後半。10番でボギーを叩いてしまうが、後を追っていた丹野寧々もボギーでリードを守る。しかし、今年の関東女子学生チャンピオンの小西瑞穂が14
番からの連続バーディで一気に鈴木を逆転した。それでも、鈴木に焦りは見られなかった。「同伴競技者のスコアの動きは、だいたいわかっていましたから、自分が逆転されたのも気がついていました」と冷静に試合の流れを見ていた。そして、「逆転はされましたが、自分は追いかける方が得意なので。残りのホールで逆転しよう」と逆に気合が入ったという。しかし、16番のボギーで万事休す。鈴木は、通算3アンダーパーで優勝の小西と3打差の2位に終わった。
ホールアウト後、鈴木は悔しさと満足が入り混じった表情で話し始めた。「とにかく、今日はパッティングが全く入らなかったです。2打目をウェッジで打てて、2メートルぐらいのチャンスにつけていたけれど、パットが入る感じは最後までありませんでした」と唇を噛む。「でも、この3日間はショットに大きなミスもありませんでしたし、とても安定したプレーが出来ました。パッティングの課題も見つかりましたが、この成績は自信になります」と胸を張る。

今年大学に進学した鈴木は、黄金世代といわれる将来を嘱望される選手が多い世代の一人。勝みなみや新垣比菜、西畑萌香、小祝さくらら綺羅星のような輝きを放つ選手たちの中で、鈴木も本選手権で得た自信をきっかけに、彼女たちに負けないくらいの輝きを放つ新星になってくれることを祈りたい。



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