2017年度(第27回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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大会のみどころ:シニアゴルファーの頂点を極めるのは誰だ!冷静な自己分析も勝利の秘訣。/塩原 義雄 (JGAオフィシャルライター)
不動の本命マークセン。目標は大会連覇と連続賞金王
大会連覇を狙うマークセンが、それを果たさなければならないと心に期す理由とは何か。マークセン自身が、それを明かしている。
「本当の目標は、今年も賞金王になること。そのためにも、賞金額の大きい日本シニアオープンの優勝は外せない。賞金王になれば、アメリカのPGA ツアー・チャンピオンズのQTへの挑戦権が与えられるから、そちらへの道が開けてくる」
シニアツアーのルーキーイヤーだった昨年、圧倒的な強さで賞金王の座に着き、QT に挑戦するつもりだったのだが、家庭の都合で渡米できなかった。だから、「今年こそ…」なのである。
 

2017年シーズンも強さは際立っている。レギュラーツアーの初戦であるシンガポールオープンで最終ラウンドに逆転優勝を果たしたのをはじめ、シニアツアーでも6月の『すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント』『第18回スターツシニアゴルフトーナメント』と2週連続優勝して早々と賞金王争いのトップに立った。レギュラーツアーのシード選手でもあるマークセンは、どちらを主眼に置いているのだろう。この疑問に対しても明確な答えを持っていた。
「どちらにも全力を注入するけど、競技日程が重なる場合、今年はシニアツアーを優先させる」
これも、賞金王からQT―PGA ツアー・チャンピオンズという青写真を現実のものにするためだ。

14歳で自宅近くのゴルフ場でキャディーをはじめ、見よう見真似でクラブも振り始めた。自己流だったが、上達は早かった。19歳から5年間はタイ・ナショナルチームのメンバーとして国際試合も経験している。タイでは当時、プロ転向に年齢制限があり、規定による25歳でプロへの道を踏み出した(現在は撤廃されている)。タイとアジアンツアー、日本ツアーのシード権をつかんだのが28歳の時。以来、23年間シードをキープしている。
小柄だが、体幹が強く、コンパクトで無理、無駄のないスウィングでコントロールされた強弾道ショットを繰り出す。
昨年、シニアツアーにデビューしたとき、室田淳や渡辺司らから「“お前は、まだレギュラーツアーでも十分に戦えるんだから、あっちでやれ”って、言われてしまいました。もちろん冗談でしたが、却って歓迎されているのかな…って、勝手に感じました」(笑)
さて、大会を連覇しても素直に祝福してくれるのだろうか。

シニアルーキーの川岸良兼は、愛娘の史果と初優勝の先着を競う
川岸良兼
元祖・怪物と称される川岸良兼は、シニアツアーのルーキーとして注目されている。初優勝を目前にしていたのは、6月の『第18回スターツシニアゴルフトーナメント』だった。最終ラウンドを単独トップで迎えた。そのまま逃げ切るかと思われたが、立ちはだかったのがマークセンであった。川岸が5バーディ・5ボギーと出入りの激しいゴルフで伸び悩み、パープレーで終わったのに対して、マークセンは68と追撃の手を緩めることなく、通算11アンダーパーまでスコアを伸ばして1打差で逆転優勝をさらっていった。川岸は諸先輩プロから「お前がもうちょっとしっかりしたゴルフをしていれば、マークセンに(優勝を)もっていかれることはなかったのに…」と、さんざ言われたそうだ。「僕だけの責任じゃないと思うんですけどねえ」(苦笑)

愛娘で女子プロの史果も、ルーキーイヤーで活躍している。「どちらが先にツアー優勝を果たすか。父親としては、娘に負けるわけにはいかないので、先に優勝してオヤジの威厳を示したいですよね」
シニアツアー入りする前、川岸には苦しい時期があった。忌まわしいアプローチイップスに襲われていたのだ。週1回のペースでジャンボ尾崎邸に通い、敷地内の練習場でボールを打たせてもらっていたというが、アプローチ練習は、尾崎が昼休みでいなくなるのを待ってから始めたそうだ。「見られたら恥ずかしいのと、からかわれるのが嫌だったから」というのが、その理由だった。
「ボールをきれいに打とうとし過ぎていたのが、イップスに襲われた原因だということがわかるのに、ずいぶん時間がかかりました。ボールの手前からソールを滑らせていく。それとミスした自分を責めないこと」。イップスから脱するのに5年もかかったという。シニアツアー入りにどうにか間に合った。

ツアー初優勝のためには、打倒マークセンが必須条件になるだろう。川岸は、同組での対決を熱望している。
「タイの人は穏やかだと言われているけど、マークセンは、けっこう熱くなって無茶をすることがある。彼のペースでゲームが進んだら、突っ走られてしまうから、ペースを乱す必要があるんです。同じ組で回れたら、とにかく日本語で無茶苦茶に話しかけてムッとさせてやります。これが、僕の打倒マークセン策ですね」(大笑い)

選手写真
昨年、2015年シニアツアーで目立ったのが、シニアルーキーを始めとする50代前半の選手とベテラン勢の競い合いだ。今季のファンケルクラシック終了時(8月下旬)までの賞金ランキングを見ると、それがよくわかる。53歳の崎山に次いで、61歳の室田が2位。3位には、50歳のマークセン。4位には、51歳の秋葉真一。5位には、56歳の真板潔。6位には、54歳、台湾の汪 德昌。7位には、52歳の田村尚之。8位には、53歳の久保勝美。そして9位に、60歳の尾崎直道。10位には、56歳の奥田靖己。

昨年大会で最終ラウンドのシニアルーキー対決に敗れた鈴木亨にとっては、今大会がリベンジの機会になる。「完全に一騎打ち状態になっての敗戦だったでしょ。そりゃあ、悔しかったですよ。体調を整えて、もう一度最終日最終組対決を再現させたいですね」キング・オブ・シニアの室田淳も元気だ。7月26日で62歳になった。「最近はちょっと疲れを感じるようになった」といいながら、まだまだ鉄人ぶりは健在である。鉄人いまだ衰えず―を実証してみせたのは、62歳を目前にした7月初旬の『KYORAKU MORE SURPRISE CUP2017』だった。69、66とスコアをまとめ、2打差で迎えた最終ラウンド、8バーディ(ノーボギー)を奪う64をマークして逆転優勝を遂げた。2位の秋葉真一に4打差、3位タイのマークセンらに6打差をつけての完勝であった。この優勝でツアー通算18勝となり、自身と金井清一の持つシニアツアー最多勝記録を更新した。

シニアプロ選手は多士済々。上記選手の他にも、シーズン開幕戦の『ノジマチャンピオンカップ箱根シニア』で井戸木鴻樹とのプレーオフを制した真板潔。『KYORAKUMORE SURPRISE CUP2017』で室田に次いで2位だった秋葉は、次戦の『マルハンカップ太平洋クラブシニア』で羽川豊をプレーオフでくだして優勝をつかみとった。そして、『日本シニアオープンゴルフ選手権』に向けて急激に調子を上げてきたのが米山剛だ。真夏の『ファンケルクラシック』で5選手によるプレーオフを会心のイーグルで決着させ、シニアツアー初優勝を果たすと、続く『広島シニアゴルフトーナメント』でも圧巻のプレーを展開した。首位で迎えた最終ラウンド、1番からの4連続を含む9バーディ(1ボギー)奪取で完勝。2試合連続優勝を飾った。シニアルーキーだった1昨年の『日本シニアオープンゴルフ選手権』で逃した大魚(プレーオフ負け)を今度こそ釣り上げるか。最も勢いのある選手として打倒マークセンの一番手の位置に着いた。

選手写真
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