4打差の単独2位からのスタートとなった井上貴弘（Kochi黒潮）は最終ラウンドもアプローチとパターが冴えを見せ、見事逆転で日本ミッドアマチュアゴルフ選手権のタイトルを勝ち取った。井上は初出場で初優勝となる嬉しい栄冠獲得となった
「ショットの調子はさっぱりだったんですけど、今日もアプローチとパターが冴えていましたね」と話す井上は前半2バーディ、後半3バーディと5つのバーディを重ねて優勝をみずから手繰り寄せた。「前半からチャンスのところで確実にバーディが取れていた。かなりかみ合っていたと思いますね」と手ごたえを感じて迎えた勝負の後半でも要所要所でスコアを伸ばし、谷本を突き放した。
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四国勢の一騎打ちとなった優勝争いについては「谷本さんは普段から一緒にプレーさせてもらっていて、胸を借りる気持ちで出来ましたし、緊張もしませんでした」と井上にとってはプレーしやすい条件も味方になった。
「日本タイトルは初めて。次の目標は日本アマですね。この大会も5位以内を目指していたのが優勝できた。でも日本アマに向けてはもっともっとショットを磨かないとダメですね」と早くも次に目を向けていた。
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