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競技報告
【トップの吉沢己咲がベストスコアの70をマーク】
第2日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
前日首位の吉沢己咲がこの日は2バーディ・2ボギーのパープレー70で回り、通算3アンダーパーで首位を堅持した。2位には4打差をつけた。本部門でこの日はアンダーパーで回る選手がおらず、ベストスコアだった。

ホールアウトした時点では、まだ全体の選手のスコア状況がわからず、このスコアに対しても「微妙」と満足していない様子だった。「前半は風が強くて、バーディが獲れなかった」と10番スタートの吉沢は1オーバーパーの36でターンした。後半に回って、2、6番でバーディを奪うも7番ホールでボギーを叩き、「スコアを伸ばしたかった」がこの日は手堅く70にまとめた。

コースは「ラフが深くて」難しい。ゆえに
フェアウェイキープがスコアメイクのカギになる。
ドライバーショットの正確性が選手には問われる。その点、吉沢はここまではうまくクリアできていると言えよう。その差がほかの選手とのストローク差になって表れているように思える。

問題は最終ラウンドだ。優勝を意識しないようにプレーしていても、終盤になればおのずとプレッシャーはかかってくる。それを跳ねのけることができれば、「優勝」の2文字は彼のものとなるだろう。本選手権初出場だった昨年はカットに終わった。この1年でどれだけ練習を積み重ね、努力をしてきたか。その成長が問われる。


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