2018年度(第51回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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競技報告
【17番の圧巻のショットで踏みとどまった畑岡奈紗】
第1日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Y. Watanabe
まさに畑岡奈紗の真骨頂、本来の姿を見せてくれた後半のゴルフだった。12番のボギーで、2オーバーパーにしたあと、13番でバーディ。さらに17、18番で連続バーディというあがりで、1アンダーパー。首位と6打差。17位タイで第1ラウンドを終えた。圧巻は、17番、197ヤードのパー3だった。3番ハイブリッドで放ったショットは、ピンに絡みつき、カップ左20センチにつけてのバーディだった。

今日のホールロケーションは、ティーインググラウンドからグリーン左奥にピンが切ってあった。直線で結ぶと、そのグリーン手前にバンカーが待ち構えている。ほとんどの選手は、安全策をとってグリーン真ん中を狙う。畑岡は「持ち
球がドロー系なので、当然、逃げずに狙っていきました」とサラリと語った。
でも、スタート前から、12番までの畑岡は、ショットに違和感を感じていたのだ。それは9月中旬のメジャー大会、エビアン選手権あたりから引きずっている違和感だった。
「(5、12番のボギーは)両方共ショットのミスだったので、こういうコースだとやっぱりショットが曲がってしまうと、すぐボギーっていうのがあり得るけれど、(内心)2つまではしょうがないという気持ちはありました」ところが、その2つのボギーのあと、畑岡は覚醒したように本来のショットが甦ってきた。「まだ思い切って振り切れている感じではないですけど、それでも残り3ホールは、特にピンに絡むショットだったので、いい感触になってきたと思います」。

どの部分かといえば、インパクトを意識しすぎて、どうしても余分な力が働いてしまう症状が続いていた。
「インパクトで力が入ると振り抜きたい方向に振り抜けなくて、思ったボールが打てないのが最近続いていたけれど、(13番あたりから)何かきっかけというか、うまく力が抜けて打てるようになりました」ようやく、そんなショットができるようになったという。ここまでくると「ショットよりもパッティングですね。まだ課題が残っているので、もう少し練習して調整していきたいですね。(首位を走るユ ソヨンに関しては)彼女は、いつも安定しているので、(今日のゴルフが)本来の姿だと思います。ですから、(明日から)自分のプレーに徹することで集中していかないといけないな、と思います」と、残り3日間で6打差をどう縮めるか、ここでも勝負強い畑岡の真骨頂を見せて欲しい。


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